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ブタベスト

Author:ブタベスト

埼玉に生息する微えち絵描きです。時々アレな絵が出てきますのでお気をつけください。

●ブタベの絵の基本要素
制服(学園モノ・ウェイトレス服・メイド服)、黒髪ストレート・ポニーテール・ツーサイドアップ、半裸(?)

今はCanvasシリーズ(FC01)とオーガストを中心に描いてるみたいです。

●生態
なんか、最近『フリルの申し子』なる二つ名が付いたり付かなかったり(^^; 大概、絵のどこかにリボンとフリルがありますからね~。
●連絡先
scluge▲●@☆△gmail.com
▲●☆△を抜いてお送りください。なお、返信速度はあまり期待されませんよう。

SSログ
2007年8月~
『桜の中で』 (Canvas 彩)
『咲かずの桜』
 (Canvas 彩)早坂充様
『窓の月』
 (FA 瑛里華)やまぐう様
『三月七日、紗奈(さな)の日』
 (オリジナル)やまぐう様
『暑い日に紗奈と』
 (オリジナル)やまぐう様
『やどりぎ in 白鳳寮』
 (FA 瑛里華)やまぐう様
『やどりぎの枝』 (FA 桐葉)
『逃がすつもりはないから覚悟、し・て・ね♪』 
(冬のないカレンダー)早坂充様
『寂しがり屋の天使』
 (FA かなで)匿名希望様
『どっちが好き?』
 (FA かなで・陽菜)やまぐう様
『紗奈』(Full Ver.)』
 (オリジナル)やまぐう様
『紗奈』外伝 ―彼女と映画を―
 (オリジナル)やまぐう様
『幸運の羽』 (FA かなで)
『紗奈』(Short Ver.)
 (オリジナル)やまぐう様
『去年とは一味違う夏』
 (オリジナル)朝霧玲一様・ブタベ
『スケッチの裏側で』 (Canvas2)
『未来は白にも黒にも(1)』
 (Canvas2)
『エステルが浴衣に着替えたら』
 (明け瑠璃 エステル)やまぐう様
『夏の終わりを楽しむ浴衣』
 (オリジナル)
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07/30

時には平凡に

Category :
「あっつくてしょうがない一日だったけど、ちゃんとお日様が照ってて夕方になって涼しい風が流れてくると、ちゃんと夏がきたんだな、って思うよね。こういう日のほうがカキ氷も美味しいでしょっ♪」

日本の夏ならやっぱりそれなりの気温と食事が似合ってますね。平凡な夏のほうが安心できるのは、やっぱりそれが正しい『季節』だからなのか。

とはいえ、大垣も今日は暑かったです…。ジー、ジーとセミがわめくのを聞くと少しほっとしますが…今年はカキ氷器買うかどうかちょっと悩み中。



s-矢口香奈2A
朝霧玲一さんの舞阪美咲のお話のサブヒロイン、ぐっさんこと、矢口香奈です。

テンションの高い美咲に対して、大人しめの娘さんなので、あまり目立たない感じのビジュアルで考えてみましたが、はたしてうまくいっているのやら。そのうち制服の彼女も描いてみたいですね♪
 
07/28

隠されているからこそ?

Category :
「ほんのちょっとだけ見えないようになってるほうが、想像力が働いて楽しくなるでしょ? ほらほら…もうすぐ真実が分かるよ~…ふたを開けたらカーボンなんだけどね♪」

失敗した料理でも楽しませてくれる女の子です…って、カーボンじゃ食べられないじゃないですかっ。



マクさんの竹内麻巳18禁SS『あなたの時間を私にください』にブタベの絵を使っていただいています。いつもありがとうございます(^^)

s-s-麻巳57
これは未掲載の分(のトリミング。下にトリミングしてないものがあります)。ほんと、麻巳はいろいろな表情を見せてくれる娘さんですね。

s-麻巳56B
こちらは掲載分。えちシーンとは無関係の部分なのですが、こういう表情はめったに描いたことがなかったので描かせてもらいました。文章全体のネタ(麻巳的な『お約束』のことです)に対して、表情が強く出すぎたかなぁ、とも思ったのですが、これ以上修正のしようもなかったので、ここで終了(笑) でも、浩樹と付き合っていると、麻巳のこういう表情は増えそうですね(^^;

#この麻巳の絵に関しては、はっきりと元ネタがあります。分かる人には分かるかなぁ、と思うのですが…はてさて(苦笑)
 
07/26

ひまわりと祭囃子と

Category :
「夏の定番っていえばやっぱりこの二つだよねっ! そ・れ・に~、ほかにも、わたあめでしょ、かき氷でしょ、フランクフルトでしょ、りんご飴でしょ、焼きとうもろこしでしょっ。ね、ね、どれから『夏』を味わう? もちろん全部制覇するんだからねっ♪」

夏といえば食欲しかないんでしょうか、この子は(笑)
ブタベはどういうわけか、射的や型抜きのような夏祭り定番のお遊びはてんでだめな人でした(^^;



s-IMG_0122.jpg

基本的に家では絵を描かないのですが(スキャナが無いので)、ちょっと描いてみたいテーマだったので描き描き。題して『ポニテだけどおしとやかに見える女の子』。・・・美咲を描いてる反動・・・というわけではないと思います、たぶん(笑)

夏制服の絵は描いてても涼しげですね(^^)



IMG_0092.jpg
実家の畑に咲いているひまわり。もう時期的にも終わりの頃合ですね。

IMG_0090.jpg
都合良く晴れてくれたので庭から一枚。今年はどういうわけか、入道雲を見ないですねぇ。



昨日は地元の地区の祭りだったので手伝いがてら写真を撮りつつ。

IMG_0099.jpg
うちの地区はここ6年くらいで一気に人が増えたので、見知らぬ顔だらけで少々戸惑いました。同世代はまったくいないんですよね(^^;
#ブタベが子供のころは、自治体の決まりで新規に家を建ててはならないことになってたのです。

IMG_0104.jpg
もちろん提灯は電気なのですが、こういう祭り提灯の赤い光というのは、なぜか人をひきつける力を持ってますね。祭り屋台同様、見ている人をワクワクさせてくれるのは、不思議なものです。それだけブタベが日本人、ということでしょうか。

 
07/24

そこは天狗のいる山

Category :
「はいはい、ちょっと道がきついからって諦めないの。てっぺんまで登れたらきっと気持ちよくなれるよっ。・・・他にも気持ち良いごほうび、ちゃんとあげるからね♪」

そして雨上がりのぬかるむ山道にはまり込んでいくという(^^;
おととい、叡山電鉄に乗って終点の鞍馬山に登ってきました・・・が、雨でぬかるんでたのもあり、また鞍馬山自体が今も修験道の舞台でもあるせいか、死ぬほどきつかったです・・・。やはり登山は甘く見ないほうが良いですね。
#当初予定では山頂まで登る気は無かったんですが・・・。



朝霧さんの舞阪美咲のお話がものすごいペースで掲載されてて楽しいやら戸惑うやら(を

s-舞阪美咲9A
こちらはいつものように、美咲です。「1日目 刺激的な目覚まし」の「さすがは美咲ちゃんだね☆」のセリフのあたり。朝からこんなに刺激的で良いんでしょうか(笑)


s-舞阪麻美2B
こちらは「2日目 黒幕はあなた」に登場する美咲の姉こと、舞阪麻美さん。お正月SSのときもそうでしたが、どうやらこのお姉さんも年下の男の子を振り回して楽しんでるクチです(笑) 

例のママさんズとかぶらないように、と思いながら描いていたら、某ライトニング・ワンのあの御方にそっくりになってしまいました(白い魔王の嫁、と言ったほうが早いか<マテ) まぁ、金髪にする気は無いので、そのままにはならないかと思いますが。
服に関しては、某ファッション雑誌で見かけたものをちょっとアレンジしただけです。無地かギンガムチェックにするか、朝霧さんに訊いたら今回のようなギンガムチェックになりました。色はなんとなく深緑を考えてますが、はてさて(笑)

それにしても、美咲のお話…FAヒロインズのごとく1ヶ月続いたらさすがに絵描きが追いつきませんよ?(嘘) サブキャラが増えて、どんどん世界が広がっていきますね♪



で、ここからは叡山電鉄と鞍馬山がらみ。

IMG_0074.jpg
叡山電鉄のデオ900形・パノラミック電車「きらら」。紅葉シーズンの観光客用なのか、窓が大きくとられてて、初めて乗ったブタベにはなんとも不思議な車体でした(名鉄のパノラマカーとかにも乗ってないので)。手前側のシートが外に向いていて、紅葉鑑賞には最適ですね♪

 
07/21

つば広の白い帽子は女の子の印

Category :
「ふふ、こういう可愛い帽子をかぶってると、更に女の子らしく見えるでしょ♪ …って、いつもが男っぽいマネしてるからようやく±0だって? むー、そんなこという人にはハイ・ミドル・ローキックの三段コンボをお見舞いするぞっ!!」

どんなに外側が変わっても、中身が変わらなきゃ駄目ですよね(苦笑)



s-菜月2009A2
というわけで、『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』から菜月です。ほかにも麻衣・エステル・翠・さやかさんが終わってはいるのですが、エンディングでの印象が一番強かったのは菜月の白い帽子でした。元々『あけるり』の中でも一番女の子らしい(とブタベは思ってます)菜月なのですが、より可愛らしくなってますね♪



下の二枚は、以前の『キミは日本のどこかにいる 』のエントリーの絵をいじくったものです。

s-2009オリジナル15D2
分かる人にはわかるネタ…かどうか分かりませんが、『せんぐら』の北海道の娘さんの制服に近いカラーリングにして見ました(笑) ほ○かがそうなので、ピンク色の髪にしてみましたが…普段こういう色を使わないせいで、どうにも不思議な感じですね。目と、頭の両サイドのリボンの色を変えたらまるっきりエステルさんになるんじゃないかなぁ、なんて思ったり。

s-2009オリジナル15D3
眼鏡をかけさせてみました。ちょっと知的になった…というよりツンデレっぽくなったのは表情も変えてしまったせいか(^^;



衆議院解散。盛大に万歳をしながら自分の失職を喜ぶ国会議員を見ると『なんだかなぁ』と思いますが…ほかの国はどうなのやら。

この万歳三唱の直後から、国会議事堂の衛視たちは先生方には敬礼をしなくなるとか。この辺り、民主主義が徹底しているのかなぁ、と思ったり。

ともかくも、政党政治が始まって最長の衆議院議長任期を務められた河野洋平氏(2029日・今回で引退)にお疲れ様、ということで。



世間では皆既日食ブームですが(こういうときだけバカ騒ぎするのはどうにも違和感がありますが)、ブタベは明日は叡山電鉄に乗って鞍馬まで行ってこようかと。晴れたらいいなぁ、とも思いますが、雨の車窓もそれはそれでアリ、でしょうか。
 
07/20

【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「泳ぐ前にはしっかりと楽しむ」 by やまぐうさん】

Category :
先日の『泳ぐ前にはしっかりと』 のエントリーに載せた瑛里華の絵に、やまぐうさんから小文をいただきました。絵を描きながら、ブタベが想像していたそのままの文章を書いていただけてとても嬉しいです(^^)

ブタベの都合で掲載が遅れてしまい、今日はもう海の日ですが、東海地方は梅雨明けしてないので、ギリギリ間に合ったでしょうか(笑)




【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「泳ぐ前にはしっかりと楽しむ」 by やまぐうさん】

「さあ、やるわよ!」
「ほんとに俺たちだけなのか……」
 彼女が張り切れば張り切るほど、俺の肩は落ちる。
 プール開きを前に、年を越して汚れの溜まっているプール&プールサイドを生徒会で清掃することになった。本来なら業者を頼んで汚れを取ってもらうところだったのを、それくらい生徒会でやりましょうと言い出したのは我等が生徒会長様だ。
 生徒会に人間は三人。白ちゃんはローレル・リングの活動があって(重労働に巻きこみたくなかったからそっちに出るように俺が説得した)、水を抜いたプールのなかにいるのはふたり。
 そもそも瑛里華と俺だけで完璧な掃除ができるはずなく、結局は業者に任せることになるに決まっているのだが、瑛里華はそんなことをまったく気にせず元気いっぱいで取り掛かろうとしている。ほんと、伊織先輩に似てきたぞ。

スク水+Tシャツでブラシをもつ瑛里華

「ほら、急がないと今日中に終わらないわよ」
「ふたりだけで終わるわけ、ないだろうが!」
 ブラシを持ってにっこりする瑛里華に、ことさら大声で喚いてみせる。ふふっと笑ってプールの底を瑛里華がこすりはじめる。俺も気持ちを切り換えてブラシを動かす。
 重労働に駆り出されてもそれほど気分が沈まずにいるのには、わけがある。瑛里華とふたりきりになれて、一足早くスク水姿の彼女を見ることができるのだ。しかも、掃除の邪魔にならないようにと滅多に目にすることないポニーテール。こんなごほうびがあるからこそ、俺も水泳パンツ一丁の姿になって瑛里華につきあい、プール掃除に励む。ブラシを動かしながら、目は瑛里華の素敵な姿へ向かう。
「こら。集中しなさい」
「集中してるよ、瑛里華へ」
 目線はそっちに行っていても、手はしっかりと動かしている。
「まったく、エッチなんだから」
「おーい。水着姿を見るだけでエッチになるんだったら、プールの授業はどうなるんだよ」
「エッチな目をしないようにすればいいの」
 瑛里華以外にこの目は向けない、と言葉にすることはなかった。



「ま、こんなもんだろ」
「そうね」
 日が傾いて赤みを増している。汗をぬぐう俺の前で、瑛里華の息も小さくはずんでいる。
 ブラシでゴシゴシとこすり、ホースで派手に水を流し、予想していたよりもかなり綺麗になった。このまますぐに使えるのか、衛生基準をクリアしているのかどうかはわからないけど。
「じゃあ、着替えて監督生棟へ戻りましょ」
「……まだ仕事するのかよ」
「当たり前よ。掃除に時間を取られたぶん、できることは片づけておかないと」
 張り切ってプール中を掃除したというのに元気に満ちあふれている。
 やれやれと思う気持ちを切り換えて、瑛里華に真正面から向かい合った。
「これから監督生室でも仕事をするのなら、ひとつ頼みがある」
「なに?」
「着替えても、今日はその髪型でいてほしい」
 プールでずっと注いでいた視線をそのまま、願いをこめて。
「……わかったわ。掃除を頑張ってくれた孝平へ、ごほうび」
 にっこり笑ってくれた瑛里華の後ろで、可愛いポニーが存在感を示すように揺れた。




いつでもどこでも突撃生徒会長・えりりんの夏の図、という感じですね♪ よく考えれば、二人とも紅珠飲んでるから、二人でも終わるくらいの労働力が発揮できてたり?

s-瑛理華28
というわけで、孝平の願いそのままに夏制服な瑛里華です。普段がふんわりとしたロングなので、こういうポニーテールは涼しげでいいですね~。
#描いていて微妙に違和感があるのは仕方ないのですが(を

きっとこれを見た陽菜あたりが「わ~、えりちゃん可愛い♪」とか言ったあと、ほかの面子にも(主に孝平が)色々からかわれることになりそうな気がするのでした。
 
07/18

キミは日本のどこかにいる

Category :
「よ~く考えてみると、日本にはこんなにたくさんの人がいるのに、同じ時間にひとつの場所で出会って恋に落ちるなんて、まさに運命だよね~。というわけで、運命ついでに、偶然見つけたあのたこ焼き屋さんで1パック買ってくれないかな~♪」

運命の確率から言うと、1億2千万分の2、でしょうか。たこ焼き屋さんの確率はともかく(^^;



s-2009オリジナル15C
特に何かのキャラクター、ということも無く、『夏っぽいセーラー服(白メイン)』というコンセプトで描いたらこうなりました、という話。黒ストになっているのは思いっきり趣味ですが(真夏だと暑そうですね…)。

白地に黒いライン&黒ストッキングというのは実際には無いと思いますが、絵としてはアリかなー、と。

s-2009オリジナル15C(スタイル)D
夏を意識して描いた絵だった割に、背景の写真がまったく手元に無く、ひでやんさんに写真をお借りしました。坂の町と女の子、というのはいかにも物語が生まれそうなシチュエーションです。

s-2009オリジナル15C(スタイル)F
『滝の茶屋駅』の写真だそうです。元々この女の子の絵自体は、この絵のようにバストアップで終わらせるつもりだったのですが、気がついてたら脚まで描いていた、ということで…『ややツリ目でロングの女の子』をどう可愛く描けるか、という課題でもあったのですが、さて、うまくいってるかどうか。

『滝の茶屋駅』みたいな光景を見ると、つい“前略、僕は日本のどこかにいます。 ”の予讃線下灘駅のポスターを思い出します。旅は非日常に出会いに行くもの、という定義もあるみたいですが、こういう駅の写真は本当にそうですね。

下はひでやんさんに頂いた写真を使ったバリエーションです。
 
07/17

【Original Short Story 彼女たちのメモワール ~和葉~ ”出会いのフラグ”】

Category :
『冬のないカレンダー』の外伝、『彼女たちのメモワール』のお話を“謎のSS書きさん”から頂きましたので掲載させていただきます。

今回の主役は前回の『メモワール』のエントリーの際にちょっとだけ触れたあの女の子です。実は彼女との出会いは、ということで、はてさて…?




【Original Short Story 彼女たちのメモワール(回想録) ~和葉~ ”出会いのフラグ”】

「行こうぜ彼女」
「だから、私はあなた達と出かける気なんてないんです!」
「いいじゃん、一人寂しい日曜日を俺達が華やかにしてやろうっていうんだからさ」
 もぅ、しつこい!
 駅前で一人ウインドウショッピングをしてた私に声をかけてきた男のグループ。
 明らかにナンパだってわかる。
 まぁ、ナンパされるほど私が美しいのはわからないもでないけど、しつこいのはすっごく迷惑。
 それに、こーゆー手合いってのは絶対下心ありまくりなんだから。
「もう待ち合わせの時間だから、放っておいてください!」
「いいじゃんかよ、そんなの」
「それに、どうせ待ち合わせなんて口から出任せだろう」
「本当ですっ!」
「それじゃぁ、待ち合わせの相手が来なかったら俺達とでかけようぜ」
 しまった、待ち合わせは誰ともしてない。
 このままだと逃げるタイミングが・・・

「待たせた」
「え?」

s-冬ない西脇和葉2

 突然後ろから声をかけられ、私は驚いた。
「そーいうわけで、俺の連れだから」
 後ろを振り向く私、そこには私と同じくらいの男の子が立っていた。
 その男の子の顔が私に近づく。
「遅れてすまん、それじゃぁいくか。あわせてくれよ
 最後にぼそっと伝えてくれた言葉、その意味を瞬時に理解する。

「おい、てめぇ。俺達が先に目を付けたんだぞ! 横取りするな」
「先にって・・・つきあいは俺の方が長いんだけど」
「今日は諦めろ、俺達が先約だ」
「といってるけど、どうする?」
 そこで私にふるか! そうつっこみたいけど、私は別な言葉を紡いでいた。
「遅れたせいでこうなったんだぞ? 責任とってね」
「だそうだ」
 うーん、私って役者に向いてるのかな
「てめぇ!」
 ナンパしてきた男が拳を振り上げる。

「あら、痴話喧嘩かしら?」
「やだわぁ、カップルを男の子達が囲んでるわ」
「警察に連絡しようかしら」

 近くを通りがかった女の子二人連れがそんな会話をしていた。
 なんだか声が不自然に大きい。
 その会話に、回りを歩いてた人もこちらに注目する。
「くっ!」
 ナンパグループはその雰囲気に飲まれたのか、逃げるように立ち去っていった。

「あ、あの・・・ありがとうございました」
「いいから逃げた方が良い」
「え?」
 お礼を言った私に対して助けてくれた男の子は、逃げるように促した。
 一体何から逃げるの?
「あらあら、最後の詰めが甘いわね、祐介」
「そうよ、ここは少しの間つきあってあげないと、演技がばれちゃうでしょう?」
「え、え?」
 さっき大声で会話してた二人連れの女の子がいつの間にか側に来ていた。
「・・・すまない、手遅れだった」
「どういうことなの?」
「そうよ、祐介君。何が手遅れなのか私も聞いてみたいな」
「勘弁してください、おばさん」

「・・・ねぇ、キミ。私を助けてくれた事はお礼言うわ。ありがと。
 でもさ、こんなに若い女の子におばさんはないでしょ?」
 おばさんっていう言葉に思わず私は反論してしまった。
 こんなに若くて綺麗な女性をおばさん扱いするなんて、最低な男よね。
 暴漢から助けてくれるっていうフラグが立って好感度があがったのにこれじゃぁ下がりまくりよね。
「・・・はぁ」
 男の子はため息をついた。
 その横でさっきおばさんと言われた女の子がなんだか目をきらきらさせている。
「ねぇ、キミ。名前はなんて言うの?」

s-冬ない深浦母2

「え? 西脇、です」
 その迫力に思わず名前を名乗ってしまう。
「違うの、名前よ、な・ま・え」
「か、和葉です」
「和葉ちゃんね・・・気に入ったわ。私たちねこれからケーキバイキング行くところなのごちそうするわ、一緒に行きましょう! いいでしょ、朱音」
「そうね、なんだか面白そうだから一緒に行きましょう、和葉ちゃん」

s-冬ない苗穂母2

「え、え?」
「すまないな、野良犬に噛まれたと思って諦めてくっ!」
「何言ってるの、祐介。こんなに綺麗な女の子を野良犬扱いするなんて。私はそんな風に育てた覚えは無いわよ?」
 頭を思いっきりはたかれた男の子はその場にうずくまってしまった。
「ほら、祐介。いつまでへこんでるのよ。行くわよ!」
「和葉ちゃんも行きましょう」
「は、はぁ・・・」
 なんだかよくわからない展開になってきた。
 だけど、いくつかわかったことがある。
 今日はケーキバイキングに行くことになることと。
 それと・・・
「そうそう、和葉ちゃんだっけ? 祐介に恋しちゃだめよ?」
「祐介君は私の将来の息子なんだから」
 えっと、これって何のフラグ?
 私の恋のフラグかと思ったけど、何か違うフラグが立った気がした。

「え、えーーーっ!!」
 その後のケーキバイキングのお店で聞かされた事実。
 彼がおばさんと呼んでいたその理由を聞いて私は大きな声を上げてしまったのは良い思い出・・・なのか?

 そして、彼、苗穂祐介君と、おばさんと呼ばれてた人の娘、深浦雪奈ちゃんと会うのは高校に入学してからのことだった。




挿絵で、和葉よりもママさんズ二人の方が子供っぽく見えるようになっているのはわざとです(笑) 実際、和葉についてはブタベの中では『可愛い』よりは『綺麗』のイメージなんですよね。ちなみに、和葉の胸については不問にしておいてください(を

それにしても、出会った瞬間から息ぴったりな辺り、(恋愛のフラグはともかく)友達になる運命はあったのかな、と(^^)

たゆんたゆんな女の子(違)ばかりで、絵を描いていて楽しいお話でした♪



自分の都合上、という意味合いが強いですが、『メモワール』の過去ログです。

『彼女たちのメモワール ~朱音~ ”乾杯”』(4月25日付)
『彼女たちのメモワール ~春乃~ ”酒杯”』(5月13日付)
『彼女たちのメモワール ~和葉~ ”出会いのフラグ”』(7月17日付)

 
07/16

ご主人様と呼ばれて

Category :
「ええと、メイドさんのお仕事っていうと…お洗濯とか…添い寝とか? って、何でジト目してるのよ…仕方ないじゃない。お料理できないんだから~。あ、そうだ。カップ麺、食べる?」

カーボンを量産するメイドさん…なんか違う(笑)

s-ミア
ミアを描くのもずいぶんと久しぶりですね~。
#ミアの誕生日はクリスマスや竹内麻巳の誕生日に近いこともあって、どうも聖誕祭ができないのが厳しいところです。「あけるり」の中では一番描きやすい子なんですけどね>メイドさんが好きな絵描きという話。

昨日、ようやくMCに手をつけ始めました。で、最初は本編シナリオで一番好きだったミアルートから。うんうん、やっぱりこの子は一生懸命で、にこにこと笑ってるのが見ていて楽しいですね♪

上の絵でもそうですが、ミアは感情がはっきり出るのが一番好き。この子が落ち込んでると、どうにかしてあげたくなるのはシナリオライターさんの策略のせいでしょうか(笑)

それにしても『トラットリア左門』がどんどん別の店になっていくような(^^; 
#軒下を貸して母屋を取られるパターン? 左門さんの嫁さんが帰ってきたらどうなるのやら。
 
07/14

歴史を変えよう

Category :
「うんうん、今までずーっと同じだったからって、これからもそのままっていう必要は無いんだよねっ。だから、デートコースにケーキ屋さんをもう一個足してもいいよね♪」

『チェンジ』の方向性が間違ってるような(笑)
先週末の都議選は結構『!?』なことになりましたが…これが総選挙でも同じコトになるのかどうか。はてさて。
#個人的には、投票日より前に二大政党両方の党首が変わるなんて事態を危惧してますが。



朝霧さんの(ぷちSS)「七夕とポニーテール」(舞阪 美咲)に影響されて赤いモノを描いてしまいました(笑)

s-舞阪美咲8(赤スク)

さすが120パーセント増量。プールサイドに乗っけたらまさにたゆんたゆん…なんて(を

赤いスク水は『?』というご意見のほうが多いと思いますが、個人的には色鮮やかでなかなか良いんじゃないかと思うのです。ランドセルだって今はたくさんの色がありますし(笑)

s-舞阪美咲8(赤スク)B
比較対象として、ふつーのスク水っぽい色のものも。
んー、確かにしっくりくるけど、あまり華やかではないなー、と(スクール水着に求めるものかどうかはともかく)。

#美咲の場合、まだ髪の色が決まってないので二枚で色違いになってます。んー、どっちがしっくりくるかなぁ。



メール返信、滞っててすみません。
こちらはネットの私信です。

早坂さん>
本当の『翌日』ではないですけどね(笑)
ブタベは2はやったこと無いのですが、制服の色が好きだったんですよね~。
#香澄先生のシナリオだけでもやってみたいなぁ、と思いつつ。

>だからって赤いスク水はないでしょうに・・・
むむ、今回の美咲を見ても同じことが言えますか?

マクさん>
>ぺたんこもテンプレだったのか~
個人的には(笑)
無か貧か…また難しい選択を。ブタベは『多少』あるほうが好きです(を

>劇中で髪型を弄るものってあまり無いですが
髪形を変えると、立ち絵のパターンを増やさないといけないんで、グラフィックにとっては死亡要因になるのでは(笑)
ブタベとしては桐葉のポニテが見てみたいかな~。

>制服、というキーワードはこの辺りから始まった部分もあるのしょうか
ですね~。そこまでは『学園モノ』というジャンル自体、そこまで大きくなかったような?

>SS『ぶんぶん』
超高速のハエタタキ…どこぞの抜刀斎もびっくりです。
この腕があったからこその伝統奥義だったんですね(笑)

朝霧さん>
>赤いスク水は、別に想像の産物ではないので
どこぞのグラビアとか二次元ならともかく、現実にこの眼で見るまでは、『存在』を信じることができませんでしたけどね(苦笑)

>大丈夫、今年もちゃんと成長してますよ
前年比120パーセントとはまた…目を離すなんて不可能ですね(笑)

ドライブでの疲労は、運転してる人よりも、ただ乗ってるだけの人のほうが緊張感が無くて疲れるのかもしれませんね。
#元々のブタベの体調の問題もありましたし。
 
07/13

阪奈路散歩

Category :
昨日・おとといの土日二日間で、ひでやんさんと大阪・奈良をちょこちょこと歩いてきました。

s-P1040796.jpg
目的のひとつは大阪大学総合学術博物館・待兼山修学館で開催されていた『観光映画「大大阪観光」の世界』展でした(写真左のポスターです)。

大阪という街は、今と違って大正~昭和初期は東京よりも大きな都市として発展していたのですが、その時期に作られた観光PR記録映画とそれに関わる展示がメインでした。日本史でも大きな地位を占めている大阪ですが、その近代における変遷や当時の行政・都市開発について、まったく知らなかったことについていろいろ知ることが出来たのでとても面白かったです。
#残念ながら、ブタベが行った7月11日が最終日でした。

s-P1040735.jpg
二つ目の目的は宿泊地・奈良。これは奈良公園内の浮見堂。六角形の建物と池にかかる橋が綺麗な場所です。
一番上の写真の『BLUE MOMENT』(吉村和敏写真集)は昨日、大垣に戻ってから書店で買ったものなのですが(結構前から注文していた)、今回の浮見堂の写真はまさにブルーモーメント(朝夕の空が藍色に染まる時間)の時間帯のもので、脚立を持っていっていればもっと良い写真が撮れていたのになぁ、というのがちょっともったいない場面でした。



下の三枚は泊まっていた宿でひでやんさんと話しながら描いたもの。

s-香澄2009-2B
部活中の芳月香澄(ラクロス)。元々ブタベオリジナルの娘さんなのですが、そのころは部活の設定が無かったので、まさかこういう絵を描く時代が来るとは夢にも思わず。
#スパッツを描くこと自体が結構びっくりだったのですが(を。足周りのバランスがなんか不思議な感じですね。

s-2009オリジナル17B
以前の『ふわふわな時間』のときの女の子にブレザーを着せたらこうなりました、という絵。学校にいるときにはツーサイドアップ+メガネのようなのですが、設定については全部ひでやんさんにお任せしてしまっているので、今後どうなるのかは不明(^^;

s-2009オリジナル16B
向きと表情違い。構図と表情からか、なんだか自信ありげです。このくらいの長さの髪はなびかせて描いているととても楽しいですね。

あとは阪奈方面の写真いくつか。

#最近ようやく阪奈とか阪和(大阪~奈良や、大阪~和歌山のこと)がの言葉の意味を理解したブタベなのでした(を
関東の路線だとこういう感じ一文字ずつをくっつけた路線名は少ないような(京浜線とか東横線とか、埼京線とか?)。その路線が通ってるな土地の名前を冠するものが多いような気がします(個人的に一番慣れてるのは高崎線・武蔵野線ですが)。

 
07/11

覚えていますか?

Category :
「あの伝説の鐘が鳴ったら恋人同士は幸せになれるんだ…てぇっ、だからって、除夜の鐘鳴らしてどーすんのっ!!? もう、雰囲気ぶちこわしっ! 梵鐘なんかに頼らなくったって、わたしの一撃でアンタの煩悩なんて消滅させてあげるわっ! さぁ、覚悟は良いかしらっ!? 良くなくても聞かないけどねっ!」

“らぶらぶ”な雰囲気のはずが、一気に“でんじゃらす”になってしまいました(^^;

s-彩花4B2
というわけで、『伝説の鐘』とくれば『ひびきの高校』の制服…なんですが、彩花ちゃんに催促されてしまったので一枚(笑)

実情は、ブタベが彩花ちゃんの衣装についていくつかリクエストしていたのですが、その選択肢の中に『ときめきメモリアル2』の制服があったので(本当にどこで手に入れたのやら)、一も二も無く着ていただきました(^^: 

緑色の上着に黄色いスカート、だいぶ主張の強い色の制服だったので、ちゃんと塗れるかなぁ、と(黒髪の彩ちゃんに合わせられるかどうか)不安だったのですが、実際にできてしまえばよく似合いますね~。

さてさて、次の彩花ちゃんの出番なるペーパーはどうなるのやら(^^; 



今日・明日で大阪・奈良方面に行ってきます。大垣にいるとローカル線で大阪まで行けるのがラクでいいですね。
 
07/09

泳ぐ前にはしっかりと

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「おいっちにー、さんしー、ほらほら、ボーっとしてないで、プールに入る前にはちゃんと準備運動しないとダメだよ。…って…キミはど・こ・を見てるのかな~? ぷるんぷるん揺れるのを見てるのが楽しい? でも、今はだーめ。ちゃんと体ほぐしたら……じっくり見せてあげるからねっ」

ぷるんぷるん揺れるのは、それだけで凶器です(笑) 
#個人的には、プールに入る前につかる消毒槽(だったかな?)が冷たくて敵わんのですが…。

s-瑛理華27
三河湾とか、海では一週間ほど前には海開きになったと思うのですが、大垣の市民プールはまだ動いてないようなので、えりりんにお掃除に出張ってもらいたく(笑)

本編でのプールや海水浴のときのように、瑛里華をふつーの髪形にしても良かったのですが、やまぐうさんのFA小文「髪いじり」を読んでからずーっと、ポニーなえりりんを描いてみたいと思ってたので、今回描いてみました。髪をまとめてるおっきな赤いリボンは陽菜か孝平がプレゼントした、ということで(^^;

Fortune Arterial本編ではプール開きのイベントはありましたが、その前のプール掃除は無く…そういう下準備こそえりりん(と生徒会)の出番かな、と(^^) 瑛里華がやるだけで、結構ドタバタしたお掃除になりそうな気がしないでもなく? 水着は修智館指定の旧スク水のつもりなんですが…後ろ側だとあまり区別ができないですね。

というわけで、えりりんにはポニーテールになってもらいましたが、いかがでしょうか? 個人的にはちょっと首回りがすっきりしすぎかなーと思わないでもないですが…正面向きで描いたら違うかもしれませんね。
#小文に出てくるえりりんのサイドポニーやツインテール(瑠歌とあまり変わらなくなりそう?)も、機会があれば描いてみたいですね~。
 陽菜はどんな髪型になるんでしょうね~。自由度が高い分、なかなか想像しづらいなぁ…(や、想像はできるんですが、それが似合うかどうかがわからない)。
 
07/08

星に願いを

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「ふふふのふ~ん♪ これで飾りつけオッケー! な~に、『短冊で願いが叶うなら苦労しない』? もー、オトコノコがそのトシでドライになってどーすんのよ。いいじゃない、年に何回かくらいロマンチストになったって。そ・れ・に、わたしの一番大切なお願いはキミがかなえてくれるんでしょ♪」

女性のほうがリアリスティックとは言いますが。

7月8日。七夕明けて、の日です。とはいえ、このエントリーを書いているのはまだ七夕の晩ではあるのですが、残念ながら大垣は曇りです。新暦の七夕を過ぎると、本格的に夏ですねー。



s-舞阪美咲7
ちなみに7月7日はポニーテールの日でした。ポニテで夏とくれば舞阪美咲です(を ハイテンションかつノリの良いこの子には夏が似合うなぁ、と思います。

このこの制服自体は、蒲郡の某学校の制服をモチーフにしているので、蒲郡を離れてしばらくたった今となってはなかなか思い出さないんですが…こういう機会で描くと、やっぱり好きだなぁ、と。

最近描いている絵のせいか、あまり美咲の胸が大きくないように見えますが、構図のせいです、多分(笑)



岡崎市美術博物館…それは山の上のビニールハウス?
朝霧さんのページに詳細が書かれていますが、先日の日曜日に岡崎でやっていた「印象派の巨匠 ピサロ ―家族と仲間たち― 展」に見に行ってきました。
#ブタベの記述が遅れたのは、当日夜帰宅してからそのままバタンキューだったという話で(^^; エブリーサンデーの引きこもり病人状態でいきなり展覧会に行ったのは無茶だったかな(笑)

昼食のパスタ屋さんは、機会があれば一度行ってみていただきたい場所。メニューがなかなかに笑わせてくれます。なんせ、ポリシーが『メニューを見たとき思わず笑える』ですから(笑) 喫茶マウンテンが『メニューが普通でも実物がびっくり』なら、こちらはその逆。メニューを見ただけでは何が出てくるかまったく予想できません。
とりあえず『ガリッ!』という音にはご注意を(^^;

『ピサロ展』は印象派の中でも最大の画家の名に恥じない展示で、見たいものが見られました。同じ印象派や時代でも、ほかの画家さんと違い、ピサロは『感情の表現を嫌う』ということがわかったのは収穫でした。あくまで風景で、点描による色彩と情景の描写に集中した画家、というのはやはりあとにも先にもこの画家さんだけですね。

一人の画家に集中した展示会ですが、その前後、特に息子や娘、その次の世代にも光を当てた展示会、というのは珍しいですね(通常はその画家の人生の中での画風の変遷とかですが)。息子・リシュアンの『妖精』という絵がありますが、画中の妖精さんを人物ととるかただの絵の一部分ととるかその辺で色々解釈が変わってくるはずですが…解説の文章が設置されていないのでイマイチ良く分からず。

展示会は解説が多すぎて読んでいて疲れるのも面倒ですが、まったく無いのも難しく。主催者の意向次第だとは思うのですが、さじ加減、難しいですね。

『赤いスク水』、さすが岡崎、イヤッホゥーーーッ!!な土地ですね(違) 漫画の中の世界だけかと思ってましたが…いったい岡崎市内のどこの学校で採用されているのやら。

色々ご迷惑をおかけしてしまいましたが、朝霧さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。また、今度は豊橋にでも…かどうかはタイミング的に微妙ですが(^^;
#今回、確かにナビコンさんはツンデレだったやも(笑)



s-Image012.jpg
何日か前の19時15分、大垣ジャスコの駐車場から撮った夕焼けです。市内でも一番西空が広く見えるのがこのジャスコなのですが、どうやっても建物なり看板なりが入ってしまうのが惜しいところ(^^;

確かこの日の日没は19時10分より前なはずなので、『夜明け前より瑠璃色な』ならぬ『日没前より紅に』といったところでしょうか。土地と季節によりますが、時々陽が落ちた後のほうが赤く染まる空もありますね。



呆れた一件。

『重文・二条城の障壁画 作業員が誤って踏み抜く』(asahi.com)

正直、タイトルを読んだ瞬間、『ありえねーー!!』と思わず声に出してしまったのですが、記事を読んだらさらにあきれ果てました。

何年か前、大問題になったキトラ古墳の壁画は、年代的にも石室のふたを開ければいつかは朽ちると分かっていた代物なので、そこまで驚きはしないのですが(文化財保存法の思想からは外れてますが)、こればっかりは…子供がふすまを踏み抜くとはわけが違うんだし…。修復にいくらかかるのやら。
 
07/07

【Originalshortstory 冬のないカレンダー ”いつまでも一緒にいられますように” by 早坂充さん】

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今日、7月7日は七夕、ということで、早坂さんからそれにちなんだ、『冬のないカレンダー』のサイドストーリーを頂きました。ちなみに頂いたのが昨日の晩で、掲載期限は今日まで…あたふたと絵を付けさせていただきましたが…はてさて(^^)




【Originalshortstory 冬のないカレンダー ”いつまでも一緒にいられますように” by 早坂充さん】

「乾杯!」
 グラス同士が触れ合う乾いた音と共に、今日のパーティーが始まった。
 俺の親父は単身赴任、アイツの所も相も変わらず出張続き。
 そんな家族ぐるみのつきあいがある・・・
「というか、今日は何のお祭りだ?」
「何ぼけたこと言ってるのよ、我が息子ながら相変わらずよね~」
「それは別に関係ないだろう?」
「今日は七夕だよ」

s-雪奈10A

 アイツが嬉しそうな顔をしながら、そう教えてくれた。
「七夕って、パーティー開くイベントだったっけか?」
「そんな細かいこと気にしちゃだめよ、未来の我が息子君」
「だめよ、これは私のだからあげないわよ」
 俺は相変わらずモノ扱いですか・・・
「ほら、遠慮なく私のことお義母さんって呼んでいいのよ」
「はいはい、明日も平日なんだから程々にしてくださいよ、おばさん」
「もぅ、照れちゃって可愛いんだから♪」
「照れてるんじゃなくてただのへたれよね」
「・・・」
 開始早々、ツッコミをいれる気力がもう無くなってしまった。

「楽しいよね♪」
 アイツはジュースのコップを片手に俺の横に座る。
「大好きなキミと、大好きなお母さんと、大好きなおばさんと一緒だよ。
 とっても楽しいよ♪」
 相変わらずおじさんの名前が出てこない辺りに涙しそうになる。
 でも、アイツの笑顔があるだけで・・・
「・・・そうだな、楽しくない訳はないよな」
「うん♪」


「と、いうわけで今日はこの辺にしておきましょうか」
「何!?」
 時計を見るとまだ早い時間だった。
「何言ってるのよ、平日だからほどほどにって言ったの誰よ」
 おふくろ達は台所の方へと片付けに行きながらそう文句を言う。
「確かにそうは言ったけど」
 それにしても早すぎる、まだ9時にもなっていない。
「雨でもふるのか?」
「それは駄目だよ!」
 俺の独り言にアイツが文句を言ってきた。
「今夜は晴れないと彦星様と織り姫様が会えないんだよ?
 だから雨は駄目!」
 そうは言っても日本ではこの時期は梅雨、雨になる方の確率が高い。
「だいじょうぶよ、今夜の天気は晴れだって言ってたから」
「よかったぁ」
 おふくろの言葉に安堵するアイツ。
 まったく、アイツはいつまで経っても子供だよな。
 こんな事で一喜一憂するし。
 そう思いながらも、俺は思わず庭へと通じる扉を開けて空を見上げた。
 昼間は雨模様だったが、今は雲一つない夜空を見上げることができる。
「今夜はずっと晴れだって、良かったね」
「・・・そうだな」
 彦星と織姫。
 俺の親父とおふくろ、アイツのおじさんとおばさんの関係みたいだな。
 お互いいるべき場所でするべき事をしている。
 そしてたまにしか会うことが出来な・・・
「いや、おふくろはしょっちゅう会いに行ってるか」
「そうだね、お母さんも良くお父さんの所に会いに行ってるね」
「そうだよな・・・」
 彦星と織姫とは違うよな、家のおふくろ達は。
 そんなに殊勝な訳無い、逢えないなら会いに行くくらい堂々とする
 タイプだろうし。
「・・・ん?」
 その時庭に笹飾りがある事に気づいた。
「いつのまに・・・」
 サンダルを履いて近づく、折り紙で作った飾りと短冊がつるされていた。
 その短冊には願いが書かれていた。
”早く我が家に可愛いお嫁さんが来ますように”
”早く我が家に可愛いお婿さんが来ますように”
「・・・」
 もはや定番となっているだけに、つっこむよりも疲れを感じてしまう。
”いつまでもみんなと仲良く暮らせますように”
「それはだいじょうぶだろう」
 このメンツで楽しくない訳はないからな。
「あー、願い事見ちゃ駄目だよ」
「はいはい、別に見てないよ。目に入っただけだから」
「むー、それを見たっていうんだよ」
「見られて恥ずかしい願いでも書いてあったのか?」
「そそそ、そんなことなんてないよ!」
 図星か、でもあれが恥ずかしい願いか?
 ・・・俺が願ったら確かに恥ずかしいかもしれない。
「ほら、早く部屋に戻ろうよ」
 わざわざ庭にでて俺の背中を押すアイツ。
 それ以上笹飾りを見ることも出来ず、部屋へと連れ戻された。

「そうそう、週末留守にするからよろしくね」
 おふくろがそう言う時は、親父の所へ行くという事だ。
「私も週末お父さんの所に行ってくるわ」
「おばさんも?」
「えぇ、だから娘のことよろしくね」
「了解、よろしくするんだよ」
「そこでおふくろが答えるなって!」
 どうやら二人そろって週末は出かけるらしい。
 だからって年頃の娘を年頃の男の所に預けようとするか?
「いい、今から大事なこと言うわよ?」
「私もよ」
 おふくろが俺に、おばさんはアイツの前に立つ。
「襲わないと駄目よ?」
「襲われないと駄目よ?」
「・・・」
「うん、わかった♪」
「って、そこで肯定するなっ! おふくろもおばさんも何いうんだよ!!」
「いいじゃない、私たちの願いなんだから、ねー」
「ね♪」
「願い?」
「それはね、ひ・み・つ・だよ♪」

 七夕の笹飾り、その上の方にある短冊。
”早く孫が見れますように”
 という2枚の短冊と
”いつまでも一緒にいられますように”

 この短冊を見ることになったのはずっとずっと後の事。
 願いが叶ったその時になって始めて見せられることになった。




どっちの世代もらぶらぶなのは変わらず…というか、襲うこと(襲われること)を推奨する母親もどうかと思うのですが(^^;
#実際に襲ったのかどうかは神のみぞ知る、ということで(笑)

それにしても雪奈は本当に幸せそうだなぁ、と(パパさんは可哀想ですが…致し方なし?)。その幸せな感じを今回の絵に込めてみましたが、いかがでしょうか。
雪奈の衣装はインスピレーション優先で。あまり派手に動く子ではないので、こういうフェミニンな感じが似合うかな、と。それにしても、意図せずにたゆんたゆんになってしまうのはブタベがそういう絵描きなのか、ということで。
 
07/03

それは聖母のごとく

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「ふふ、やっとわたしの本当の優しさに気づいたようね。時々いぢめるようなことを言っても、それはキミのためを思って言ってるのよ♪ というわけで、キミの聖母様にチョコパフェをおごって崇めたてまつってねっ」

とんでもない聖母様がいたものです(を 
きっとこのあとは肩を揉めとか足を揉めとか言ってk(略)

s-星川瑠歌1B
ちょっと古いソフトですが、『ほしフル~星藤学園天文同好会~』(F&C・FC01)のコミックス版を昨日某ブック・Oフで105円で見つけたので、買って読んでみたらメインヒロインでない瑠歌(るか)にはまってしまったという(^^;

ツリ目で金髪ツインテール、ツンデレぺたんこと、色々な意味でテンプレな女の子なのですが、時折見せる優しさがなんとも可愛いですね♪
#この娘さんの場合、いまひとつツインテールの構造がはっきりせず、描くのに難渋しましたが…。

それにしても、この白い夏制服は可愛くて描いてて楽しいです。冬制服のシックな感じも好きですが…プレイできたら全員描いちゃうかも(を



一応、『ほしフル』本編を知らない方へ。瑠歌は舞台である星藤町にある教会の見習いシスターさんです。……あとから気づいたんですが…『シスター・ルカ』になると、少年エース誌的に色々危険な気が(笑) 『ほしフル』コミカライズ(コンプエース誌連載)が先なのか、エースの『~は祈らないで』(今も連載しているのか分かりませんが)が先なのか…はてさて。



というわけで、長期休暇3日目、です。基本的に、睡眠障害が根本的な問題なので(欝のほうはとりあえず措くとして)、朝起きて、夜寝る生活をしてます。…が、仕事がない生活とはなんとも不安になりますなぁ…(復帰後が怖くてさらに欝になりそうなのが困る)。まぁ、今は治すのが仕事と割り切ってのんびりいきましょう。目標ははっきりしてますし。
#いきなり昼メインの時間帯にしたせいか、微妙に体調が崩れかけてますが…そのうち慣れてくれることを期待しましょう(笑)

当面は大垣にいて、部屋の掃除をしつつ、体力づくり、という感じでしょうか。月末には埼玉にいそうですが…夏の間に日本海側に一度行ってみたいんですよね(氷見方面か若狭かは分かりませんが)。



先日の交通事故惨事未遂(意味不明な日本語ですが)で、マーチのホイールキャップがひとつ行方知れずになってしまったので、今日になってオートバックスにいってキャップを一揃え買ってきました。…あのキャップが外れるものだと今回初めて知った、車のことをまったく知らないブタベなのですが(を

古いキャップは引き取ってくれるようなので、帰寮して駐車場で取り付け…って、すげー大変なんですが…これ、消費者にふつーにやらせるものなのか!? 女性ドライバーはどうするんだ? …色々疑問に思いながらピカピカになったタイヤに満足。そういえば、ミニ四駆のドレスアップパーツにもエアロホイールとかありましたねぇ。



都議選開幕。埼玉県民なブタベにはまったくの関わりのないことですが。

…本当にいつも思うことなのですが、『政治家って選挙のときしか頭下げねぇよなぁ…普段は国民を大根の葉っぱ程度にしか思ってないくせに…』と。まぁ、それは支持者の側にも言えることで、『選挙のときに“しか”電話かけてこねえよなぁ…あいつ』という輩が何人か(この辺はどこの店に異動しても同じことをパートさんやアルバイトさんから聞くのですが)。

都議選自体は、どこの誰が当選しても某都知事にへいこらするのが分かってるので、なんともつまらない話。誰か止めろよ、あの都知事…。
 
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