【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「ふたりのデートは終わらない」 by やまぐうさん】(18禁)

Fortune Arterialのヒロインのはずなのに、どうしても作られないのがかなでさんの18禁二次創作。かなでさんのキャラクターにも起因するとはいえ…ブタベも描いてないので人のことを言えず(笑)
と言うことで、駄目もとでやまぐうさんにお願いしていたのですが…ついに形になりました(感涙) 絵も含めて色々曲折があったのですが、今回はじめてかなでさんのえち文章をブログで掲載できるのがとても嬉しいです。
世界のかなでさんファン全員に喜んでいただければ幸いです(^^)
【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「ふたりのデートは終わらない」 by やまぐうさん】(18禁)
窓からまだ明るい光が差しこんでいるが、秋の日はつるべ落とし、すぐに暗くなって電気を点けなければならなくなる。
そろそろ夕方というこの時刻、孝平とかなでは海岸通りでのデートを終え、寮の彼の部屋に戻ってきていた。
学院生活も残り半年を切ってなにかと忙しいかなでだが、今日は時間を作ることができて、久しぶりのデートと相成った。かなでも孝平もおしゃれをして腕を組んで海岸通りへ出向き、昼御飯を食べて、ぶらぶらして、まだまだこれからという時刻に戻ってきている。それはもちろん、「これから」は部屋でふたりきりになって愛を交わす時間だからだ。
「ん、あふっ……んんっ」
「かなでさん、声を我慢しなくていいんですよ。上の人に聞かれる心配はありません」
「そんなこと言っても、恥ずかしいから……ああっ」
ベッドに並んで座り、孝平はかなでの身を引きつけて顔を重ね、唇だけでなく頬や首筋にキスの雨を降らせている。彼に唇を奪われているときは声を封じられているが、そうでないときにはどうしても甘い媚声が漏れていく。かなでは懸命に噛み殺そうとして、孝平にからかわれてしまう。
「上の人に聞かれることはないし、窓から邪魔しに入ってくる人もいませんよ」
「ううぅ。こーへー、いじわるだよ」
「いじわるしたくなるくらい、かなでさんが可愛いんです」
歯の浮くセリフも、こうしてふたりだからこそ自然に出る。学年ひとつ上の女の人ながら、見かけも振る舞いもそうは感じさせない彼女。エッチになると、大人の余裕を見せるよりもあわててしまうことが多い彼女が可愛くてたまらない。
「あっ、だめっ、こーへー、ちょっと」
かなでが気づいたときにはシャツのボタンがふたつはずされていた。
孝平は制止の声を気に留めることなくボタンをはずしつづけ、前をくつろげた。
なだらかな肩に白い紐が引っかかっている。その紐が支えているものは。
「うわあ、素敵なブラ」
「だ、だめ。見ないで」
「見ますよ。だってこれ、俺に見せるために着けたでしょ」
「……」
目線を逸らせたかなでが着けているのは白地に青い水玉が浮かぶブラジャー。模様だけなら子供っぽくもなりそうだが、ストラップやカップの形が洗練された、大人を意識させるデザインになっている。
「今日のデートのために着けてくれたと思ってるんですけど、違いますか?」
「う、うん。……どうかな?」
孝平の言葉を認めると、おずおずと、胸を張って正面から見せる体勢をとった。
返ってくるのは、情熱の瞳と笑顔の大輪。
「素敵です。かなでさんに似合ってますよ」
「子供っぽくない?」
「全然。興奮して、危ないくらいです」
欲情の赴くまま孝平は手を伸ばしてブラのカップを握った。生地を痛めないようやんわりと揉み、「あん」という声をかなでから引き出す。
布越しの愛撫をいったんそこまでにして、ブラウスを脱がせた。ブラジャーだけになった上半身を、距離を置いてじっくりと眺める。かなでが半身になろうとすると腕を引いて元に戻す。望むままに見つづける。
「あ、あの、見られるだけだと……」
「じゃあ、スカートも脱がせます」
欲にさかる男が意気揚々と手を伸ばすと、かなではあわてて身を引いた。
「あ、自分で脱ぐ。脱ぐから」
ずっと受け身でいるほうが恥ずかしい。一度立ちあがって、自分の手でスカートをささっと脱いでしまった。
孝平の前で上下の下着を晒したとたん、顔全体がカアッと赤らんで、うつむいてしまう。
孝平は羞じらう彼女の前で、ブラとショーツをしっかりと目に捉えている。
「下着、お揃いですね」
かなでの股間を覆うショーツもやはり白地に水玉。ローレグビキニタイプでずいぶんと小さなものだ。
見つめられるかなでは孝平の評価が気になり、我慢できずに顔を振りあげて小さな声で尋ねた。
「あ、あの……どうかな?」
「我慢できません」
孝平もすっくと立ち上がり、ぱぱぱっと着ているものを脱いだ。パンツ一丁になっても手はとまらず丸裸になって、熱り立つ股間を堂々と曝け出した。
「こ、こーへー……」
圧倒されたかなではちらちらと、逞しい肉柱に目を向けてしまう。
「こうなったのも、かなでさんの下着のせいですからね」
「そ、それは、あ、あの、あははっ」
あられもなく勃起を見せている孝平が自信満々で、まだ隠しているかなでははにかみ笑い。
孝平はあらためて彼女をベッドへ誘った。あお向けに寝かせると、剥き出しになった肌と下着とを丁寧に指先でまさぐっていく。

「ん、あはっ、あああぁ……」
男子寮の一室にひろがるのは、孝平以外に誰も知らない、陽菜だって知らない、かなでのオンナの声。
まんべんなく可愛がっていた孝平の指は、徐々に愛撫のポイントを絞っていく。
シーツと背中のあいだに手を潜りこませるとブラジャーのホックをはずした。肩紐もずらすと、かなでが応えるように肩をすくめ、カップがずり落ちて双乳がまろびでる。
「かなでさんの胸……」
流麗なカーブに目を細め、乳肌を直に触れていく。
「あっ……」
孝平の指はしっとりと吸いついてきて、くすぐられてすぐに甘い淫楽をもたらしてくれる。かなではシーツに身を擦りつけるようにくねり悶え、甘酸っぱい体臭をひろがらせた。
丘をまさぐっていた指が先端をキュッとつまんで、くりくりとひねった。かなでは思わず「ひっ!」と息を呑み、なおも乳頭をいじくられて息がとまり、スリムな肢体をわななかせる。
「敏感ですね」
「む、胸はそうなの。だ、だから」
「だからいっぱい、いじります」
感じてくれるからこそ愛撫する甲斐がある。孝平は顔を下げて片方の乳首を唇で挟み、口と指とで両乳首を玩弄した。
「だめっ、ああっ、そんなに胸……先っぽ、ああっ、いじられたら、もう、アアッ」
含まれて舐めころがされれば駆け巡る愉悦に陶酔し、カリッと軽く噛まれると鮮烈なパルスにびくりと反応する。一方的に胸を嬲られて、かなではエクスタシーの嵐に揉まれていく。
孝平は口と右手で胸をいじりながら、残った手を用いてショーツもささやかに愛撫している。秘部を覆っている布にはとっくに染みがひろがっていて、鮮紅色の陰唇が透けて覗いている。
指先で割れ目を押し揉むように刺激すると、かなでの意識も胸から下へ降りた。
「ね、ねえ……こーへー、わ、わたしもう、その」
「脱がします」
感じに感じてしまい、ショーツはぐっしょり濡れそぼっている。穿いていても心地悪いだけだった。
かなでは横を向き、腰を浮かした。孝平の手がショーツを一気に引きおろす。
露わになった秘苑に男の鋭利な視線が突き刺さる。閉じようとした足を元に開いて、凝視する。
「かなでさんの――」
「だめだめっ。そんなこと言ったら、シールだからね」
「もうかなでさんは風紀委員じゃないですよ。それに、とっても綺麗でイヤらしいんです。かなでさんのオマ×コは」
「あああぁ……」
猥語をはっきりと聞かされ、かなでは顔から火を噴きそうなほど恥ずかしくなる。ところが肉体はとっくに昂りきっているから、羞恥心を煽られたことでますます燃えてしまい、秘割れの奥からトロトロと新鮮な蜜を吐きだしてしまう。
「また、濡れてきました」
男の目にもはっきりと、陰唇のあいだに透明な滴が漏れているのが見えた。
「あっ、ああっ。だってこーへーが、こーへーが見て、イヤらしいこと言うからだもん」
ごまかすことはできないから、ぷうっと頬をふくらまして拗ねた表情を見せる。
ここに来て見せた子供っぽさに孝平は笑いを噛み殺しきれず、
「じゃあ、いただきます」
「えっ!? あっ、だめってば」
かなでの両脚を開いて顔を恥丘へと伏せ、じたばたするのを押さえこみながら肉割れに口づけした。

「はうっ!」
孝平はしとどにあふれる愛液を存分に啜ってから、舌を伸ばして舐めまわす。
陰唇を舌腹でこすれば、かなでの唇から艶かしい声と息が漏れる。
ゆるんでいた肉襞をさらにかき分ければ、溜めこまれていた液体がこぼれてくる。舌ですくい、直に吸い飲み、おいしくいただく。
「あっ、やっ、ああぁ……そんなに舐めたらぁ、わ、わたしぃ」
かなでの発する声に力がない。クンニリングスの快感に酔いしれ、現実感を喪失している。
孝平は恥裂を大きくなんども舐めあげて、恋人に途方もない快楽をもたらす。だがそのうちに我慢できなくなってきた。ずっと放置されっぱなしのペニスはかなでのヴァギナに負けないほど、先走り液をお漏らししていた。
「かなでさん。入れます。入れたいです」
「来て、こーへー。わたしのなかに……ひとつに、なろ」
熱い目線が交錯した。性器で結合したい欲が高まっているのはかなでも同じだった。
孝平が前に身を進めて腰と腰の位置を合わせると、かなでが両腕を伸ばした。ゆっくりと、体を受けとめてもらいながら孝平はペニスを挿入していった。
ヌチュッ。
肉胡桃が膣内に収まったことを粘着音が知らせる。
「んあっ、お、おっきい。こーへーの……オチン×ン」
「かなでさんのオマ×コが小さいんです」
「ち、違うよ。こーへーだよ」
「かなでさんです」
このうえない密着感を互いに相手のせいにしているあいだもペニスは膣洞をじりじりと進み、埋もれていく。
亀頭が奥にぶつかり、恥骨と恥骨が触れんばかりにふたりの距離が縮まった。
「はふぅん」
かなでが陶酔の表情を浮かべ、甘い息を吐く。キュッと蜜肉が締まり、いきなり生まれた快美感に孝平は呻きを呑みこむこととなった。
「入った、ね」
「はい。かなでさんに包まれて、気持ちいいです」
「わたしも」
抱きあって、唇を絡ませる。上にかぶさる孝平が唾液を送りこみ、かなでがコクコクとおいしそうに飲み干していく。ペニスとヴァギナはわずかに震える動きだけで満たされている。
それでもやはり、孝平の腰が動きだす。粘膜で触れあっているだけでも気持ちいいが、動けばもっともっと気持ちよくなることを知っているから。
「ん、んはっ、はあっ」
ずん、ずん、と胎内を揺さぶられて、かなでの口から短い悲鳴がこぼれる。秘肉が意志と無関係にきつく締まり、切先に切り裂かれるたびに快美電流が発生して背筋がゾクゾクするほど感じてしまう。
リズムをとって動いていた孝平はタイミングよく上体を起こすと、かなでの膝を曲げてM字開脚にし、膝小僧を持ちながら腰を小刻みに往復させる。
振幅は大きくないが着実に性感を押しあげる抽送を受けて、かなでがいっそうとろけていく。顔に浮かぶ可愛らしさが淫美さへと変わり、男心を妖しくざわめかせる。
「い、いいっ、いいよぉ……こーへーがそうしてくれると、ああッ、すごくよくて、わ、わたしこのまま……あふぅン」
「気持ちよくなってください、かなでさん。このまま、いつでも、いいですから」
孝平は、陶然となったかなでに見入りつつ、右手を膝からはずして太ももに沿って滑りおろしていく。
「ひゃひぃいぃ!」
いきなり甲高い悲鳴が空気を震わせた。孝平の指が、ぷっくりふくれたクリトリスをいじっていた。
「そこ、そこ感じる、感じちゃうから」
「感じてください。もう、イキそうでしょ?」
「そこいじられたら、イク、イッちゃう。でもまだ、あっ、アアッ」
孝平は腰の反復運動を抑えつつ、代わりに秘豆をいじる指を激しく動かす。
太い一物で膣を責められていたのがクリトリス責めに変化し、小さな器官に快美が集中したことでかなでの性感は急上昇していく。あっという間に遥かなる境地へ飛んでいってしまった。
「ッ、アアアアーァン」
艶たっぷりの嬌声をあげ、かなでが弓なりに背を反らせて達した。そのときにはもう孝平は腰をストップさせていて、肉襞の収縮をどっしりと受けとめ、ペニスをピクピクと蠢動させることで応じていた。
「はあ、はあ……あっふうぅ」
高みから降りてきて、かなでの息がようやく整ってきた。
と、きょろきょろして、下腹をじっと見る。両脚はMの字に開いたまま。孝平の体勢は抽送運動をしていたときとさして変化なく、隆々と勃起したペニスが膣に埋もれている。
「こーへー、気持ちよくなかったの?」
「え? まさか。すごくよかったですよ」
「でも、でも出してないじゃない」
膣内に迸りがなければ、外で散った精もない。
かなではひとり寂しくイッてしまったことになんともやるせない気持ちを覚え、憤慨してしまう。
「や、やだよ。こーへーが気持ちよくなってないのに、わたしが先にイッちゃうなんて。こーへーといっしょ、いっしょがいいの」
「ちょっと、お、落ち着いてください」
あお向けのままじたばたするかなでに孝平はあわて、倒れこむようにのしかかって押さえこんだ。
間近でじっと、目を見つめながら言い聞かせる。
「今日はずっと、かなでさんとしたいんです。あまり早いうちから出してバテたりしたらもったいないって思って」
「……こーへーがバテることなんてあるの? 今まで、なんどもなんども出してるじゃない」
じっとりと絡みつくような目で見あげてきたから孝平は苦笑い。
「ははは。まあ、いつでもなんども出せるとは限りませんから。かなでさんがイッたときの顔を落ち着いて見ることができて、嬉しかったですよ」
「う、ううぅ。そんなの駄目だよ。もう、恥ずかしいじゃない」
絶頂に震えていたとき自分がどんな顔になっていたか定かではない。かなではなおも文句を言おうとしたが、なにかを思いついた顔になって。
「ね、こーへー。このまま、だっこして」
後ろに手をついて体を起こそうとする。孝平がすぐに抱えて、引きつける。
かなでを乗せる前に足を組みなおし、あぐらの上に抱きとめる座位になった。
肉根を受け入れたまま、甘えられる体位になってかなでがにっこり。

「こーへー、そんなにセコいこと考えないでいいよ。どんどん出して」
「……いいんですか?」
「もちろん」
言葉だけでなく、かなでから積極的に動きだす。孝平のペニスを膣洞で緊縛しつつ腰を前後左右に揺らし、回転運動も試みる。
騎乗位でするような大胆な動きでペニスをしごかれ、孝平は顔をほろこばせてしまう。
「うっ、いいです。これ、とっても」
「ふふっ。もっと感じて、出すがいい」
かなでが尊大ぶって言い、くすくす笑いあう。穏やかな雰囲気に包まれながら、ペニスとヴァギナの絡まりあいは卑猥さを増していく。
かなでは後傾姿勢をとった。空間の余裕が生まれ、動きのバリエーションも増す。より激しい腰遣いで嵩にかかって孝平を責めたてながら、夢見る顔になって言葉を紡ぐ。
「もし、こーへーの赤ちゃんができたら……進学しないで実家に戻って、赤ちゃん生むの。そして、花嫁修行しながらこーへーが迎えに来るのを待つからね」
不敵なほほえみを浮かべての危ない内容に、孝平は一瞬言葉に詰まった。
ペニスに走った快楽パルスのおかげで口が動き、切りかえす。
「それって、とんでもないプレッシャーなんですけど」
「ふふ、こーへーはイヤ? わたしに赤ちゃんできたら」
「……結婚できるのなら、それもいいな」
「じゃあ、がんばってね」
かなではどこまで本気なのか。孝平にはわからない。でも、仮にそうなったとしても責任を取る覚悟はできている。
強い意志のこもった腕が、かなでのヒップにまわった。卑猥な動きをサポートするように力を加え、孝平からも直線運動で膣の奥まで亀頭を届かせる。
「あっ、あん、こーへー……それ、とってもよくて、アン、またわたし、イッちゃいそう」
「今度は俺も、もうそろそろ、イキそうです。だから」
「うん、いっしょにね」
ウインクを飛ばし、男のピストンに合わせるように細腰をくねらせる。膣壁は収縮のテンポを速め、孝平の劣情を焚きつける。
「く、くあっ、ああっ」
まだ射精していないぶん、孝平のほうが先に昇っていく。かなでに追いついてもらおうと、また結合部を指でまさぐろうとした。
しかし、そんな必要はないとばかりにかなでが大きく体をはずませる。抜けるぎりぎりまで浮いて、ずぼっと奥まで咥えこむ。
「うはっ! か、かなでさん。そ、そんなにしたら、俺、ああッ」
「いいの、いいの。こーへー、イッて。そうすればわたしも、あふっ、アッ、い、イクから。だから」
切迫した声で鼓膜だけでなく脳髄まで揺さぶられ、孝平は獣のように荒々しく、あぐらをバウンドさせるほどに大きく動きかえした。
「ひ、う、うあっ。来る、ああっ、こーへー。すごく、奥、来ちゃうううっ!」
固いペニスがぐさぐさとかなでの肉孔を穿ち、クリトリス愛撫の必要なく一直線に昇っていく。
「あっ、あっ……かなでさん!」
孝平はカッと目を見開き、ぐっと小柄な体を抱きつぶすほどに強く抱えこみながら射精感を解放する。
ドバッと熱いスペルマが秘壺に充満し、襞肉を焼きこがしていく。
「ひゃあああん! こーへー、こーへー、ああっ、またイクううぅぅぅぅ!」
すぐさまかなでも絶頂を極め、もはやどこに聞こえようとかまわないという大声でよがり泣く。いやいやと顔を左右に振り、彼にすがりながら肢体を痙攣させる。
ドクン、ドクン、ドクン。
さらに三度に分けて大量の精液が放出され、肉根の脈動が少しずつ引こうというところで、
「……えっ!?」「きゃふっ!」
ドピュピュピュッ、ドクゥ、ドックン。
またもや怒涛の射精がはじまった。
勢いのいい迸りが収まれば、あとはゆるやかな波動が続くだけのはずだった。それがだしぬけに、まるで正常位で出さなかったぶんのストックがあったかのように、今こそ座位の本番とばかりに勢いよく出ていったのだ。出す孝平も、膣奥で受けるかなでも驚嘆の念に震えあがるとともに連続する膨大な快感に頭が真っ白になる。
「ひいぃん。いっぱい、いっぱい入って、ああぁ……お腹、いっぱいで、く、苦しいよぉ」
かなでの下腹は外から見てもわかるくらい、ふくれている。二回分の精を一度に注ぎこまれ、ペニスが栓をしたままだから膣と子宮がふくらむしかないのだ。
「ご、ごめんなさい。でも、こんなに出て、あはぁ、すごく気持ちよくて……うはぁ」
肉茎の脈動は今度こそ収まりつつあったが、少量の精がまだ鈴口から出ていって、そのたびに孝平は射精感が満たされる愉悦にとろけている。
あまりにも長い射精でかなでは失神しかけている。はふはふと息を漏らし、ぴくっと身を震わるだけだ。孝平はそんな彼女を抱きしめながら、腰を小さく揺すりつづけている。幸福感に酔いしれながら、意識が消えていく。
「こーへー、いつのまにこんなすごいテクニックを身につけたの? まさか、他の女の子と――」
「するわけないでしょう。俺もびっくりしてますよ。こんな射精になるなんて」
ふたりともようやく息を吹きかえして、かなでがまず呆れた声をあげた。体勢はそのまま、かなでが孝平にだっこされている。
かなではちょこんと小首をかしげると、手のひらをお腹の下にあてがって、おもむろに撫でまわした。口もとがほころぶ。
「一度に二度ぶんも出すから、お腹いっぱいになっちゃった」
「かなでさんのせいでもありますよ。とっても気持ちいいから、出ちゃうんです」
「むう。素直に喜んでいいのか、びみょー」
眉を八の字にしたかなでに、愛しさが募った孝平は唇をそっと重ねた。
優しいキスをもらってかなでは目を閉じて眉を戻し、自分からも孝平の唇を吸いかえした。
「ふふ。今日はこーへーが新しいテクを身につけた記念日だね」
「テクニックって、だからもう一度やれと言われてもできるかどうかわかりませんから」
からかわれてばかりの孝平は“勘弁してください”という顔をするが、「わたしとすれば、できるんじゃないの?」と目を細めてほほえむかなでに言われれば、
「……まあ、なんとかなるかも」
と答えるしかない。
「それに、まだこーへーのオチン×ン、固いままだよ」
かなでがクイクイと腰を揺すって、肉穴を貫いているモノの存在を確かめた。
「それは、その、えっと……まだ、やり足りません」
「こらこら」
年上の恋人は、軽くぶつ真似をしてから孝平の胸に顔を埋める。
「いいよ。いっぱいしよう。まだデートは終わってないんだから」
「終わらせません。いっぱい、いっぱい、かなでさんがイヤというまでします」
「こーへーが降参というまで、しちゃうよ」
互いに挑戦状を叩きつけながら、腰を本格的に始動させていく。
かなでの言葉は甘い吐息に変わり、孝平の言葉は熱い呼吸に変わる。身も心もひとつになるつながりとさらなる快感を求めてふたりはきつく抱きあい、淫らに腰を振りあっていった。
今までのやまぐうさんの18禁に負けないくらいのえっち具合ですね~♪
「もし、こーへーの赤ちゃんができたら……」
もしかすると、この危ない台詞が一番似合うのもやっぱりかなでさんなのかも。普段とのギャップがすごいですね。
かなでさんでここまでの文章が作られるとは予想してなかったので、思わず絵を三枚用意してしまいました。水玉模様は初めて…かな。もっと似合う絵で描けたらよかったんですが、現状ではこれが限界。絵描きの道は遠く険しい(笑)
ちなみに今回の絵、資料を見ないまま描いてたので、ちゃんとかなでさんになっているか若干心配だったり…。最近は、瑛里華・陽菜・かなでは資料見ないまま描いてますね…変な癖が付かないうちに直さないと。逆に白・桐葉は資料がないと描けないまま…なんでだろう(笑)
#葛城朋香先輩はPCの目の前の壁に常に資料を張ってあるので、いつでも描く準備ができていたり。
○
合衆国大統領選終了。まぁ、特にどんでん返しもなく。
確かに演説はすごくうまいし、今は人気があるけど、これからどうなるか…。上下院の民主党議員がどこまで従うか、ですね。
『イーグル』(かわぐちかいじ)も宣誓式で終わってますが…これからどうなるかは本当に見えない未来。アメリカと世界の明日はどっちだろう。
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん