【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「忙しなく、優しく導く」 by やまぐうさん】(18禁)

『Fortune Arterial』でお姉さんキャラと言えば、葛城朋香、ということでやまぐうさんから朋香先輩のお話をいただきました。
朋香先輩の生々しく濃厚なえちシーンをお楽しみいただければ幸いです(^^)
【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「忙しなく、優しく導く」 by やまぐうさん】(18禁)
「んふ、ん、んんっ」
「ちゅ、ちゅぷっ、んんんっ」
校舎の行き止まりにある目立たない場所で、唇を触れ合わせているのは支倉孝平と葛城朋香。女のほうがひとつ年上の熱々カップル。人が来ることはまずないがひょっとしたら来るかもしれないこのスポットで甘美なキスを繰りかえし、緊張感を官能のスパイスにして身をほてらせている。
今日は孝平が生徒会活動に行かなければならないだけでなく、朋香にも美術部の活動がある。隣に部員が集まる美術準備室を使うわけにもいかず、この場所を選んだ。
こうして放課後に危うい場所であわただしい逢瀬を重ねているのは、ともにいたいという気持ちを抑えられないから。残り一年にも満たない朋香の学院生活の時間を大切に、できうるかぎりふたりで過ごしたいから。
朋香は舌先で孝平の唇をチロチロ舐めながら、ズボンの上に手を置いてふくらみをさすりだした。指先で男の熱を受け取っているうちに昂りが増し、ファスナーを下ろして割れ目に差し入れる。トランクス越しに生々しい牡の気を感じ、「ああぁ」と欲の籠もった息を吹き出してしまう。
亀頭のふくらみを指先でこちょこちょくすぐり、ピクピクと素直な反応をもらって艶笑する。
「本当に、元気」
「うん。朋香先輩といっしょにいると、こうなっちゃうんだ」
「こうなっちゃうと、大変ね」
「大変大変」
いじられる孝平は年上お姉さんへ甘える顔つきをして、乱れた会話を楽しみながら腰を卑猥にくねらせる。
くすっと笑った朋香は、血液が集まってきている肉根を割れ目から外へと導いた。少年のペニスは若々しいピンク色を輝かせ、みなぎっている。
「処理しないと、困るのよね」
「……うん」
ストレートに問われ、さすがに孝平もはにかみながら蚊の鳴くような声で答えた。
以前、監督生室で朋香のことを考えてしまい、勃起させてしまったことがあった。劣情が頭にも流れこんで朋香一色になり仕事が手につかず、瑛里華に怒鳴られた。そのことを話してからというもの、朋香は優しく、いたずらっ子を諭すようにほほえみ、孝平の有り余る性欲を処理してくれる。
「今日はこのまま、ね」
「ありがとう」
朋香はハンカチを取り出して勃起ペニスを包むと、強めに握ってしごきたてる。細い指がリズミカルに上下動して甘い愉楽を生み出し、肉棒はピクピクと蠢きドクドクと律動する。
手コキで高めるのも、セックスに耽る時間の余裕がないから。フェラチオをしないのは、このあとの部活動で精液臭を口から漂わせるわけにはいかないから。
膣に挿入するよりも、口でしゃぶってもらうよりも、快感としては劣る。だが、男が自分でしこしこ慰めるのに比べれば遥かに鮮烈で天にも昇る心地よさ。
朋香にしごかれて、孝平の顔はうっとりととろけている。セックスするようになっても、孝平はひとりの夜に欲が抑えきれず自慰に耽っている。孤独な指戯が生み出す肉悦を今なお貪っているからこそ、彼女にしてもらうこの快感の素晴らしさに咽び、胸の奥から熱い息を吐きだす。

「う、ううっ、朋香先輩」
孝平は呻きながら、スカートのなかへ手を差し入れて、ショーツをさすりはじめた。少しでも快感をお返ししたいという思いで愛撫しはじめたのはいいが、ペニスにもたらされる愉悦が膨大で、指遣いがどうにも頼りない。
秘丘への指愛撫が稚拙でも、朋香は満たされている。今は孝平をイカせるのが目的。物足りない快楽くらいが、ペニスしごきに集中できるので具合が良い。愛してくれるという彼の気持ちだけで充分。
目を細めて悶えている孝平を見て、愛しさが高まる。身を合わせたいという思いが募ったが、手コキこそ最優先事項と抑制して、代わりに舌を舐めまわした。
「我慢しなくていいの。……私への気持ちをそのまま、出して」
淫情をたっぷり含んだ、誘うささやき。指の輪がきつく巻きつき、ペニスの脈動が一段階大きくなる。
「あ、あ、ああぁ」
しごくスピードが速まり、孝平はもうなにもできなくなる。スカートのなかの手がぶらんと、下がった。
「うあっ、出るよっ」
のけ反って大声を上げた直後、ブビュビュビュ、ビュクッ、ビュビュゥと派手にぶっぱなし、ハンカチに大量の粘液を染みこませてしまう。
「あはっ。もっと、もっと出していいの。すっきりして、私の手を、もっと感じて」
朋香は艶まみれの声を妖しく響かせ、指ならではの巧みな動きで鮮烈な刺激を送りこみつづける。輪を強く締めて棹を圧迫するだけでなく裏筋やカリをくすぐりたてて、めくるめく射精を実現させる。
孝平はがくがくと腰を揺らし、ビュク、ビュクッとまだまだ放つ。手のなかにあるペニスの精強さに朋香は感嘆し、胸と子宮をキュンと疼かせた。
長い射精が終わると、朋香はハンカチをはずし、ティッシュで拭って肉根を綺麗にする。鈴口を念入りに拭き、最後の一滴まで吐き出させた。
どろどろになったハンカチを畳むと、指先に滲んだ精液をぺろっと舐めた。恋人の味に感じて「あぁ」と漏らした吐息が艶かしく、したたかに放っていながら孝平はペニスに熱い疼きを覚える。
彼への奉仕に満足した朋香は潤んだ瞳で見あげ、おねだり。
「今度は、飲ませてね」
「うん。飲ませるだけじゃなくて、なかにも出したい」
「ええ……期待してるわ」
熱く見つめあうふたりの脳裏に、次のプレイがはっきりと映っている。
「さあ、そろそろ行ったほうがいいわ。怖い副会長さんに怒られないように」
お姉さんに言われて孝平はうなずき、顔をさっと寄せてキスをした。「んっ」という息音が二度響いてから、顔と顔が離れる。
「じゃあ、また」
踵を返して、三歩踏み出したところで手を振る。朋香は駆け寄りたい気持ちを抑えこんで、小さく手を振りかえす。
彼の姿が見えなくなってから、朋香はもう一度精液べったりなハンカチの匂いを嗅いだ。牝の性感が煽られて脚の付け根が熱くなり、体の奥が潤んでくる。
「ああっ」とひとりで悶え、スカートのなかに手を入れそうになったが自制し、使える水道を目指して歩きだした。
本番そのものでもないのに、なんともエッチなお話ですね~。いつ誰かに見られるとも分からない場所という緊張感が、妙にこの逢瀬の熱さを際立たせているような(^^)
絵のほうはまぁ…おまけと思っていただければ(^^; さすがにこういうシーンを、ちゃんとえちぃく描くのは難しいですね~。朋香を描くのは毎回楽しいので、また何かでこんな絵を描けたら、と思います。
○
体調のほうは相変わらずで…勤務時間そのものはそこまできつい状態ではないのですが(定時程度ですし)、身体が追いついていかないのが困る状態で(^^;
やっぱり11時間寝ても回復しない状態だと、ほかの何もできないのがきついですね…。実際、今回の絵を描いたのが前の金曜日の夜なのですが、結局今朝まで何もできず…。クリスマス・イブ以降の冬季連休の時期になったら仕事は大丈夫なのかなぁ、と思いつつ。
予定では次の水木が連休なので、今度こそ濁河温泉に行くか、寮で寝てるか(医者で点滴うってもらったほうがいいかも)、とりあえず検討中…。10日は「旅館御岳」はネット予約できないし雪降ってそうだから寝てようかなぁ…<マテ
○
新しい携帯電話は、相変わらずバタバタしながら使用中。
とりあえずわかったのがS!アプリの取り扱いが面倒なことと、microSDカードが意外に容量があること、カメラが良くなっていること(^^;

先週、4日の夕方。
以前の携帯電話で撮った場合、この角度だと光がぼやけて色々な部分がつぶれてしまう状態だったので、ずいぶん良くなったなぁ、と。世間的には何を今更、という感じだと思うんですけどね(苦笑)
とりあえず、あとで3G用のUSBケーブル買ってきます…音楽聴くのも意外に面倒なんだなぁ、と思いつつ。
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん