【『夜明け前より瑠璃色な』 Short Story 「さやかとの初めての朝」 by やまぐうさん】

下のエントリーのさやかさんに何を着せようか、色々と考えたのですが、(続きへ)以降に掲載させていただいたやまぐうさんのさやか文章を頂いた瞬間、『よし、裸ワイシャツにしよう!!』と決まっていました(笑) や、文章にそういう記述があるわけではないのですが、しばらくこのネタを描いてなかった(はずな)ので、描いてみようかと。
#最後にこのネタで描いたのって…誰でしたっけ? フィーナだったらものすごく前になりますが…う~ん?
というわけで、さやかさんの絵に合わせてやまぐうさんから文章を頂きました。胸を大きく描きすぎたかなー、と思ったのですが、それをうまく使っていただく辺りさすがやまぐうさんです。本編とも一味違うさやかさんをぜひぜひお楽しみください♪
【『夜明け前より瑠璃色な』 Short Story 「さやかとの初めての朝」 by やまぐうさん】
ぱちっと目が開く。直前のちょこんという軽い振動は、おでこをはじかれたもの。
「起きた?」
覗きこんでくるのは、さやか姉さん。姉さんがすぐそこに、姉さんの白く輝く肌がすべてそこに、姉さんは服を……。

まぶたを持ちあげたときには眠気が残っていた。でももう眠気なんか微塵もない。まぶたは落ちない。落としたらもったいない。色気むんむんの全裸姿に目と意識を奪われ、ごくっと生唾を呑む。
「おはよう」
「お、おはよう。姉さん」
優しい声に、上ずった声でそう答えたとたん、姉さんの表情が曇る。
「こら。違うでしょ」
ぷっと頬をふくらませ、じっとこっちを見てくる。俺はどぎまぎしかけて、今の自分を意識する。今いる場所を意識する。
そうだ。ここは満弦ヶ崎にある家じゃない。ホテルの一室。俺がまだ身を横たえているのはスプリングの効いたダブルベッド。
昨日俺たちは結婚式を挙げて、みなに祝福されてから、ハネムーンへ出発した。目の前にいるのはもう「姉さん」じゃなくて、俺の「奥さん」。
「おはよう、奥さん」
「おはよう……。ふふ、変な感じ」
まだ数回しか使っていない、呼びかけの言葉。奥さん本人だって、まだ慣れていない。恥ずかしそうに目もとを染める。
それよりは慣れているはずの言葉で、あらためてあいさつを。
「おはよう、さやかさん」
「こら。それなら、『さん』はいらないでしょ」
笑いながらの叱り声。俺はほっぺたを指でかき、ひとつ深呼吸した。
「おはよう……さやか」
「おはよう……達哉」
窓を通して差しこんでくる朝の光のなか、思いっ切り照れ臭くなったが、こうして名前を呼びあって、新たな関係を結んだ喜びが体中を駆けめぐる。
さやかが顔を寄せてきて、唇に唇をはじかせてきた。甘いキスを味わってなお俺は大胆ポーズを目で楽しみ、すっと手を伸ばしてふくらみを握った。
ずっしりとした重み。みっしりと詰まった柔肉。
「あん。朝から、いたずらするのね」
「さやかが誘惑するからだ」
俺の言葉に羞じらい、それでいて身をしなやかに反らせて魅惑的なバストをいっそう誇張する。
力を入れて握り、喘がせる。ゆるめて、素敵な弾力を確かめる。ピンと屹立した乳首を手のひらでこすって、熱い息を吐かせる。
「大きくなったよね」
まだ「姉さん」だったときにも身を重ね、揉んだり舐めたり吸ったりしてる。そのときと比べて、明らかに大きくなっている。いずれ授かるはずの赤子のために肉体が変化しているに違いない。
「大きくしたのは、達哉」
蠱惑的なささやき。妖艶な身じろぎ。こんなにも媚びてくるのは、「姉さん」でなく「さやか」だから。俺といっしょになったさやかだから。
昨晩、夫婦としての初夜。さやかは嬉しさにぽろぽろ涙を流し、俺も感動に震えながら肌を重ね、なんども性器を突き立て、繰りかえし迸らせた。熱いスペルマを子宮にたっぷり流しこみ、こぼれたらまた流しこんだ。あれだけ激しくまぐわったのだから、受胎が起こっていてもおかしくない。
頑張りすぎて、さっき指でおでこをはじかれるまで俺はぐっすりと眠っていた。そのあいだにさやかはシャワーを浴びたようだ。きめ細かい肌が濡れ光り、髪にも艶がある。うっすらとソープの芳香が、肉感的なヌードから香ってくる。
起きたばかりで、欲望がめらめらと燃えさかってくる。あれだけ大量の精を放ったというのに股間は猛烈な朝立ちをしている。無意識の生理現象にプラスして、新妻の妖艶なヌードを見ているのだから当たり前。
胸を離す。細い手首を握ろうとして。
「今から、いいわよね」
「あっ!?」
引っぱりこむまでもなく、のしかかられていた。この部屋にチェックインしてもつれあったときと同じく、上気したさやかの顔が真上にある。目線をちょっと下げれば、豊満バストがはずんでいる。ごくっごくっと、たくさん湧いてくる唾液を連続して嚥下する。
「欲しいの。欲しくてたまらない。達哉く……達哉の奥さんになって、もうなにも我慢しなくていい関係になったから、抑えられないのっ」
「そうだよ。姉さ……さやかも俺も我慢しなくていいんだ。結婚式が終わって、ハネムーンに来て、いくらでも、なんだって……。いっぱいしよう。そして俺たちの――」
「「赤ちゃんを」」
ふたりの声がハモった。
笑顔を見合わせて、さやかからキスを浴びせてきた。唇をぴったりと合わせて息を吹きこみあい、舌を濃密に絡めあうと、彼女が身をずらして、豊かな胸を顔に押しつけてくる。
やがて生まれてくるはずの赤子のために大きくなっている乳房を、今は俺が好きなように貪り吸う。舐めしゃぶるたびに放たれる、さやかのあられもない声にも煽られて、俺の股間はいつ爆発してもおかしくないくらいみなぎっていた。
新婚一番の朝、なんとも艶かしいお嫁さんです(^^) 達哉に対して押し気味なさやかさん、というのも新鮮ですね~。
やまぐうさんの書くさやかシナリオアフター、というのも珍しいのですが、ブタベの中の『やまぐうさんの書くさやかさん』は、フィーナと達哉のらぶらぶなお話の中で、困ったようにため息と苦笑いを見せているようになってしまっていることに気づいた不思議(笑) そういうさやかさんも好きなのですが~。
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一番上のさやかさんは、下のエントリーのものに比べて目の描き方を変えたのですが、やっぱり『艶(つや)』は出てこないなぁ、と。ブタベの絵にそれを求めてもしゃーないような気もせんでもないですが(どこの方言か)。
絵を描くことは、何年経っても難しく、かつ楽しく。『線と曲線』の課題は昔も今も変わらず(やや古いネタですが)。
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん