【Original Short Story 「四月のセーター」 by やまぐうさん】

4月15日の裸セーターの絵に、やまぐうさんからえち小文をいただきました。
その後、そのお話に触発されて描いたのが、今日の後半の二枚の絵。その絵から更にやまぐうさんにお話を続けて頂いて、今日掲載させていただきます。
18禁なので、もちろんえちシーンも重要なのですが、個人的にはやまぐうさんの書く『ぼんやり物静かだけど、可愛くてエッチ』な女の子はとても新鮮で、そこも見どころだと思います。
というわけで、「続き」でどうぞー。
【Original Short Story 「四月のセーター」 by やまぐうさん】(18禁)
四月になってもなかなか温かくならない。正確に言えば、もう夏かと思うくらいに汗ばむ日もあれば、まだ冬かと嘆くほど寒い日も来る。乱高下する気温に体調がくずれてもおかしくない。
もう必要ないとセーターをクリーニングに出してしまったらあわてることになってしまう、そんな今年の春。
「セーターだけって、寒くないか?」
「ちょうどいい」
俺の部屋にいる彼女はセーター一枚。訪れてきたときにはコートも着こんでいたが、俺が背中を向けているときにごそごそと着替えはじめ、着替えたというより脱いでいって、いきなりかと思ったらセーター姿になっていた。こっちがあせっても、彼女はなにごともない顔でいる。
スカートがなくなって、太ももがぎりぎりのラインまで覗ける。上半身の見かけは変わらないようで、出るところが出る女らしい曲線がくっきりと浮き出ている。
部屋には暖房を入れているから、寒くて震えるということはない。あえてセーターを残すというのは、裸になるためにはもっと気温を上げてというアピールかもしれない。

「……で、なんで下着を脱ぐ」
「邪魔でしょ、するのに」
真面目な顔を向けてくるのに、こぼれそうになったため息と苦笑が打ち消しあって俺の表情はほとんど変化しない。
「……しても、いいんだ」
「うん、いいよ」
念のために確認すると、彼女はほんのわずか口もとをゆるめた。
セーターだけという格好からして誘っているはずだが、慎重を要する。今まで幾度か、エッチなつもりなしに無防備になることがあったから、気をつけないといけない。
意志が確認できたから、遠慮なく手を伸ばして胸もとに当てる。セーターの下には、とろけそうな感触があった。
「ブラジャー、脱いでたんだ」
「うん」
「ショーツは穿いてたんだ」
「……」
俺の問いで、彼女は小首をかしげた。なぜ最初から下着を脱がなかったのかと考えこんでいる。真面目というか、今はもうどうでもいいことだろうと今度こそ苦笑が漏れた。
俺の口もとを見て、さらに首をかしげる彼女。なにか言いたそうだが、こっちからしゃべって、押さえこむ。
「セーター直に着たら、ちくちくしないのか?」
「全然。洗うときに柔軟剤でふっくら仕上げ」
「そっか」
うまく洗えてるんだと、にっこり笑顔を返してくる。俺の彼女は洗濯だけでなく掃除や炊事、家事をするのが好きで得意。
温かい笑顔に癒されながら、手のひらに力をこめる。セーターのふんわり感にオッパイの柔らかさがミックスされて、触れているだけで気持ちいい。触れているだけで満たされているのだが、ひろげた手が揉むアクションをしてしまうのは男のサガというもの。
「直接、いいよ」
昂りつつある俺の欲に応えてくれる。襟に指を引っかけて下に引き、白い肌の面積が増えて谷間が覗けた。
ひろがった入口からやや強引に突っこみ、胸乳を握る。
「んっ」
セーター一枚だけだと寒そうに見えていたが、ふくらみはうっすらと汗をかいていた。隠されているだけで手のひらの感覚が鋭敏になり、しっとりした肌触りと弾力、柔らかさが伝わってくる。まさに手放せない。
乳房を鷲掴みにして揉みたて、もう片方の手を下げていく。セーターの裾を小さくめくって、まずは太ももに触れてから、すぐそこの根元へ進め、陰部へと指を伸ばす。
「あっ……」
うるみを探り当てたとき、切なげな声に鼓膜を揺さぶられた。おとなしくしているのに、高まりは俺以上だ。
リズミカルに指を蠢かせているうち、太ももまで淫汁が垂れてくる。たまらないのか、彼女が太ももをよじりあわせた。
「セーター、汚れそうだな」
「いいよ。洗うつもりだから」
「洗って、柔軟剤でふんわり仕上げか?」
「うん」
にっこり笑った彼女をセーターごと抱きしめ、襞を割り開いて指を侵入させた。ゆるやかに往復させるとネチャネチャと粘っこい感触が音とともにひろがる。
ここまで高まっていればと思ったとき、彼女が離れていった。その場で身をかがめ、手足をついて四つに張った。

セーターが自然に縮んで、お尻が丸見えになる。きゅっと引き締まっていて、ついつい頬を寄せてしまいそうなほどの綺麗な丸みがくいっと揺れる。
見惚れてばかりじゃはじまらない。ズボンとパンツをさっさと脱いで可憐なヒップの後ろに膝で立った。セーターに覆われた背中を見下ろし、硬直している一物の先で恥裂を割った。
「……はっ、ああっ」
彼女が短い声をあげ、下腹をもじつかせる。秘部の熱が下腹から胸へ、顔を染めて頭の先まで届きつつあるのがよく見える。
きつく狭まってくる肉壁を押しかえし、ゆっくりと差しこんでいく。亀頭を沈めると、膣口が雁首を締めつけてきて、いきなり限界を越えそうになる。
息をとめ、射精感をやりすごしてからさらに腰を進めていく。肉のみなぎりに押し出されたように、彼女が大きく息を吐いた。
切先が奥にぶつかるとすぐに引き、また進めて奥を叩く。徐々に反復のスピードをあげていく。
ふたりの体温が部屋を熱くしていくのを意識し、ふと思った。
春が過ぎ、真夏になって、クーラーをがんがんにかけたこの部屋で彼女はまたセーターを着るのではないかと。夏でもセーター一枚の姿で、俺を誘ってくれるのではないかと。
「どうか、した?」
彼女が振りかえった。気持ちよさに浸りながら、不思議がっている顔つき。
「いやいや、なんでも」
セーターごと腰を抱えなおして、ぐっと深く貫く。「ああっ」と色っぽい声をあげて、背中をしならせた。
夏にまた彼女に誘われ、ひとつになれば、やっぱり気持ちいいに決まっている。先の季節の快楽を予想しながら俺は今の快美感に背筋をぞくぞくさせ、勢いよく腰を振ってさらなる悦びを貪る。
ペニスの先が奥にぶつかると、ピクンと可愛らしく震える。淫襞が狭まり、キュウキュウと締まってくる。後ろの窄まりがヒクヒクするのがまた可憐だ。
抽送のペースをやや落とし、前屈して彼女の耳もとへ口を寄せた。セーターの脇から手を潜ませてバストに直に包んで丁寧に揉みしだきながら。
「感じる?」
「……ん」
答えは短い吐息。もっと声を聞きたくも思い、艶かしい息だけで十分とも思える。
普段から彼女は、仕草や表情、息遣いだけで、ストレートな言葉よりもはっきりと気持ちを伝えてくる。俺も言葉だけに頼らず、タッチや吹きかける息に思いをのせて、彼女を愛する。
セーターのなかで乳首をつまみ、左右にひねる。ふくらみを握りなおして揉みほぐしながらも、指先でまさぐって突起を可愛がる。

ハアハアと喘ぐ彼女はとびきり色っぽい顔をしているに違いない。バックからつながるのは大好きだが、とろけている顔を見られないのは欠点だ。
ちょんちょんを肩を叩く。振り向いてもらいたいが、そんな余裕はないらしく、お尻をくねらせておねだりしてきた。
ツンとお尻を突き上げている淫猥ポーズに俺も我慢できなくなってきた。乳房をぎゅっと握り、腰を強く打ちつけていく。
「ン、ア、ア、アアッ、アアン、アン」
ここに至れば、彼女も声を迸らせる。今まで溜めていたものを吐き出すように、甘く悩ましく響く。
エッチな声のリズムでピストン運動を加速させる。俺の口からも自然と呻きと叫びが漏れる。肉のシャフトがラブジュースをかき出し、押しこむときにもあふれさせる。豊潤な蜜液に浸りながらさらなる勃起を果たし、これ以上ふくらんだらもう爆発するしかなく、彼女とのタイミングが一致したとき、
彼女の声は聞こえなかった。息を呑んだのか、放っていながら俺の耳に飛びこんでこなかったのか。
感じられるのは密着してくる襞の蠢き、くるまれるペニスは律動を繰りかえし、彼女の奥へ熱液をひたすらにぶつけていた。
射精が終わり、ぐらっと身がくずれる。先に倒れこんだ彼女の上に重なり、セーターの触感をわずかに覚えたものの意識はおぼろになっていった。
えち小文と一緒の絵に、おっぱいを描かなかったのは初めてなんじゃないでしょうか(を
3枚目の絵は、やまぐうさんの瑛里華小文「人あらざるものゆえの悦楽」の挿絵に使っていただいた瑛理華の絵と、構図が近いのですが、今回の絵の方が表情に注目しやすいかも。
イベント絵・挿絵は、主人公視点で描くものと、神視点で描くものがありますが、今回は神視点の絵をやまぐうさんにうまく使っていただいてます。
今回のお話では『後背位での乳揉み』がとっても欠かせないのです<マテ
○

早坂さんにそそのかされて描いた『穢翼のユースティア』の
早坂さんのSSS『”beginning -Yurii-”』に挿絵に使っていただいてます。
「さぁ、私の靴をお舐め」
な展開になると思ったのに(わはー
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん