05/09
ママさんズ・デー
Category : 絵
いつの間にやら『冬のないカレンダー』の季節は終わってしまいましたが、ママさんズはあいかわらず元気です。
というわけで、今日の予定5月9日消費期限のお話を早坂さんから今日の正午ごろにいただいたので、バタバタとですがご紹介。
おまけストーリーということで、ママさんズのあのお方がメインです。
【originalshortstory 冬のないカレンダー Appendix「あら、若いんだから少し待てば回復するわよ?」by 早坂充さん】
目覚ましより早く目が覚めた。
ベットから起き出し、カーテンを開ける。
この季節のこの時間はもう明るい、出かけるには十分だ。
手早く着替え、そっと部屋をでる。
玄関まででてきて靴をはく、どこまで逃げ切れるかわからないが
出来るだけ時間をつぶさないといけない。
家の中を振り返る、でてくる気配は無い。
「よし!」
俺は玄関の扉を開ける。
「おはよー」
そこには満面な笑顔でたっているアイツがいた。
「いらっしゃい」
いつのまにか玄関に立ってて、アイツを出迎えるおふくろ。
「・・・」
これで俺は逃走経路を絶たれた事になった。
どうやら今年も逃げるのには失敗したようだ・・・
今日は5月の第2日曜日・・・母の日だった。
気づくとおばさんまで遊びに来て一緒に朝を食べた。
「おばさんの御飯美味しいね」
「まぁ、誉めたって何もでないわよ。でももっと誉めて~」
「んー、この味は私だせないよね、悔しいわ」
いつもと同じようなやりとり、俺は緊張しながら見ていた。
時折おふくろの含み笑いが見え隠れするような気がする。
もしかすると俺の被害妄想かもしれない、けどおふくろのことだ。
そう思わせるためにわざとそうしているのかもしれない。
「どうしたの?」
心配そうに見てくるアイツ。
「いや、なんでもない・・・」
・・・はぁ、覚悟を決めるか。
「さぁて、気になってるようだから今年の分をお願いしようかしらね」
朝食の後かたづけを終えた後、おふくろが持ってきたのは名刺サイズの
紙の束だった。
「増えてないか?」
「そんな訳無いでしょ?」
そういって一枚ずつ見えるようにしてくれたその紙にはつたない字でこう
書かれていた。
「肩たたき券」と。
「はい、一枚。よろしくねぇ」
「夜じゃだめなのか?」
「あらぁ、これはいつ使っても良いって言ったわよね?」
覚悟を決めたとはいえ、アイツやおばさんのいるところで使われるのは
やはり恥ずかしい。
「ほら、早くぅ」
そういって服を脱ごうとする。
「服はそのままでいいだろっ!」
「あらぁ、そうだったかしら?」
「・・・」
絶対確信犯だ。
「私のことは気にしないで良いよ」
「そうそう、まずはそっちを先にしてね」
台所の食卓でお茶を飲んでる二人。
あえて邪魔にならない場所にいる辺りに狙ってるとしか思えない。
「ほらぁ、は・や・く♪」

「・・・」
ソファに座ってるおふくろの後ろに回り込む。
おふくろはマッサージしやすいようにまとめた髪を前に持っていく。
普段隠されている白いうなじがあらわになる。
「・・・」
「それじゃぁよろしくね」
「・・・はい」
そっと肩に手を添える。
「相変わらず上手いわね」
昔はただ叩いてただけだったが、まぁ、いろいろとあってそれなりに
マッサージ出来るようになっていた。
闇雲に揉むのではなく、ちゃんと凝っているところを丁寧にほぐす。
「ん・・・」
おふくろの妙に色っぽい声がする。
「変な声だすなよ」
「だって、気持ち良いんですもの・・・あん」
「・・・」
見た目だけなら俺の姉貴と言っても差し支えないおふくろ。
「あふっ」
「・・・」
声も張りがあって、本当に俺の母親なのかと疑いたくなる時もある。
「んんっ」
俺は何も聞こえず、ただ無心に、丁寧にマッサージを続けた。
「んー、肩が軽くなったわ。ありがと♪」
「・・・」
俺はソファに深く腰掛け、脱力していた。
恐ろしいほどの集中力を発揮出来たと思う。
「やっぱりおっぱいが大きいのが原因よねぇ」
おふくろはそういって自分の胸を押し上げる。しかし、俺にそれに反応する余裕は無かった。
「はい、麦茶」
「ありがとうございます・・・」
おばさんが持ってきてくれた麦茶を受け取り飲み干す。
「それで、これなんだと思う?」
「・・・はいっ!?」
おばさんが見せたのは間違いなく、肩たたき券だった。
「なな、なんでそれが?」
「覚えてないの? ちっちゃい頃私にもくれたのよ」
そんな記憶は無いぞ?
「将来の息子になったときに使おうと思ってずっと大事に取っておいたの。
でもね、毎年使わせてもらってるって話聞いたとき羨ましくなっちゃって。
今日もって来ちゃった♪」
「・・・」
「だからぁ、一枚使っちゃおうかな」
「勘弁してくださいよ、おばさん」
「もぅ、お義母さんって呼んでっていつも言ってるじゃないの」
「・・・」
「でもまぁ、お疲れのようだから今は勘弁してあげる」
その言葉にほっとする。
「体力が回復した午後にお願いするわね」
「あら、若いんだから少し待てば回復するわよ?」
「えー、でも2回目は疲れてるだろうし、せっかくしてもらうんだから
全力で出来るときが良いわ」
「それもそうね、よし、それじゃぁお昼は精の付く物にしようかしら」
「・・・」
おふくろとおばさんが楽しく会話してるけど、つっこむ気力は無かった。
そんな俺ににこにこしながら近づいてくるアイツ。
「ねぇ、夜は私の番だよね?」
「・・・」
もはや逃げ道は何処にもなかった・・・
いったい夜にナニをするつもりなのでしょうか?
肩揉みあとの会話が誤解を招きまくりです(^^;
今回描かせていただいた絵は、突貫で描いたものなのですが、苗穂ママ(朱音さん)はブタベのお気に入りキャラなので、大体イメージどおりのものになりました。
#肩辺りが大きく開いているような絵になってますが、朱音さんはもともとそういうお洋服なのです(苦笑)
○
それにしても、肩たたき券・・・お約束ですね~。
○
先日の木曜日(6日)に、人と会いに熊谷まで行ったついでに、隣の隣町の寄居町まで足を伸ばして来ました。目的地までざっと45キロ・1時間半の道のりです。

今回の目的地『埼玉県立川の博物館』。群馬・埼玉の県境に近い、荒川のほとりにあります。
GW直後の日だったので、訪れる人はパラパラ。

ブタベが見たかった展示(許可を得て館内写真を撮らせていただきました)。
『ボタニカル・アート(植物画)』展です。学術と美術の中間くらいに位置するものなのですが(図鑑に使われる絵が多いです)、以前どこかで見た『牧野富太郎』という高知の植物学者さん(当時は本草学だったような)の草木中心の絵に比べると、今回は桜が中心なこともあって、とても華やかでした。

展望室からの写真。大水車がやたらとでかいです。画面真ん中を流れているのが埼玉二大河川のうちのひとつ荒川です。
この展望室にあがるときに、ブタベはすっころんで右膝を痛めました。その後、30度くらいしか膝が曲がらなかったんですが、よく車を運転して帰れたものです。
#ブタベはドラムをやってたからか、左足でも普通に運転できるからかも(よい子はまねしないでください)。

川博を出て、近くの荒川にかかる橋から下流方向。東京都埼玉の境を流れてる荒川とは推量も川幅もぜんぜん違いますね~。

同じ橋から上流方向です。こちらは群馬の山がよく見えます。
というわけで、寄居町の川博でした~。ドライブは嫌いじゃないけど、さすがに片道40キロ超えるとちょっと遠い(^^;
○
次に見に行く展示は・・・埼玉県川口市SKIPシティの『未来映像の冒険者たち』展かな?
あばちゃー…じゃない、『アバター』の3D映像のヒットで、『映像』も次の時限に入っていくみたいですが、『何』の表現が『どう』変わるのか、見てみたいところです。
川口だと、電車で行くか、車で行くか、微妙に迷う距離ですね。
リンク先紹介ページのテレビさん(『A Calling』)…なんか映画館でサーチライト当てられてるのを見たことがあるような気がするのは気のせいでしょうか(^^;
というわけで、今日の予定5月9日消費期限のお話を早坂さんから今日の正午ごろにいただいたので、バタバタとですがご紹介。
おまけストーリーということで、ママさんズのあのお方がメインです。
【originalshortstory 冬のないカレンダー Appendix「あら、若いんだから少し待てば回復するわよ?」by 早坂充さん】
目覚ましより早く目が覚めた。
ベットから起き出し、カーテンを開ける。
この季節のこの時間はもう明るい、出かけるには十分だ。
手早く着替え、そっと部屋をでる。
玄関まででてきて靴をはく、どこまで逃げ切れるかわからないが
出来るだけ時間をつぶさないといけない。
家の中を振り返る、でてくる気配は無い。
「よし!」
俺は玄関の扉を開ける。
「おはよー」
そこには満面な笑顔でたっているアイツがいた。
「いらっしゃい」
いつのまにか玄関に立ってて、アイツを出迎えるおふくろ。
「・・・」
これで俺は逃走経路を絶たれた事になった。
どうやら今年も逃げるのには失敗したようだ・・・
今日は5月の第2日曜日・・・母の日だった。
気づくとおばさんまで遊びに来て一緒に朝を食べた。
「おばさんの御飯美味しいね」
「まぁ、誉めたって何もでないわよ。でももっと誉めて~」
「んー、この味は私だせないよね、悔しいわ」
いつもと同じようなやりとり、俺は緊張しながら見ていた。
時折おふくろの含み笑いが見え隠れするような気がする。
もしかすると俺の被害妄想かもしれない、けどおふくろのことだ。
そう思わせるためにわざとそうしているのかもしれない。
「どうしたの?」
心配そうに見てくるアイツ。
「いや、なんでもない・・・」
・・・はぁ、覚悟を決めるか。
「さぁて、気になってるようだから今年の分をお願いしようかしらね」
朝食の後かたづけを終えた後、おふくろが持ってきたのは名刺サイズの
紙の束だった。
「増えてないか?」
「そんな訳無いでしょ?」
そういって一枚ずつ見えるようにしてくれたその紙にはつたない字でこう
書かれていた。
「肩たたき券」と。
「はい、一枚。よろしくねぇ」
「夜じゃだめなのか?」
「あらぁ、これはいつ使っても良いって言ったわよね?」
覚悟を決めたとはいえ、アイツやおばさんのいるところで使われるのは
やはり恥ずかしい。
「ほら、早くぅ」
そういって服を脱ごうとする。
「服はそのままでいいだろっ!」
「あらぁ、そうだったかしら?」
「・・・」
絶対確信犯だ。
「私のことは気にしないで良いよ」
「そうそう、まずはそっちを先にしてね」
台所の食卓でお茶を飲んでる二人。
あえて邪魔にならない場所にいる辺りに狙ってるとしか思えない。
「ほらぁ、は・や・く♪」

「・・・」
ソファに座ってるおふくろの後ろに回り込む。
おふくろはマッサージしやすいようにまとめた髪を前に持っていく。
普段隠されている白いうなじがあらわになる。
「・・・」
「それじゃぁよろしくね」
「・・・はい」
そっと肩に手を添える。
「相変わらず上手いわね」
昔はただ叩いてただけだったが、まぁ、いろいろとあってそれなりに
マッサージ出来るようになっていた。
闇雲に揉むのではなく、ちゃんと凝っているところを丁寧にほぐす。
「ん・・・」
おふくろの妙に色っぽい声がする。
「変な声だすなよ」
「だって、気持ち良いんですもの・・・あん」
「・・・」
見た目だけなら俺の姉貴と言っても差し支えないおふくろ。
「あふっ」
「・・・」
声も張りがあって、本当に俺の母親なのかと疑いたくなる時もある。
「んんっ」
俺は何も聞こえず、ただ無心に、丁寧にマッサージを続けた。
「んー、肩が軽くなったわ。ありがと♪」
「・・・」
俺はソファに深く腰掛け、脱力していた。
恐ろしいほどの集中力を発揮出来たと思う。
「やっぱりおっぱいが大きいのが原因よねぇ」
おふくろはそういって自分の胸を押し上げる。しかし、俺にそれに反応する余裕は無かった。
「はい、麦茶」
「ありがとうございます・・・」
おばさんが持ってきてくれた麦茶を受け取り飲み干す。
「それで、これなんだと思う?」
「・・・はいっ!?」
おばさんが見せたのは間違いなく、肩たたき券だった。
「なな、なんでそれが?」
「覚えてないの? ちっちゃい頃私にもくれたのよ」
そんな記憶は無いぞ?
「将来の息子になったときに使おうと思ってずっと大事に取っておいたの。
でもね、毎年使わせてもらってるって話聞いたとき羨ましくなっちゃって。
今日もって来ちゃった♪」
「・・・」
「だからぁ、一枚使っちゃおうかな」
「勘弁してくださいよ、おばさん」
「もぅ、お義母さんって呼んでっていつも言ってるじゃないの」
「・・・」
「でもまぁ、お疲れのようだから今は勘弁してあげる」
その言葉にほっとする。
「体力が回復した午後にお願いするわね」
「あら、若いんだから少し待てば回復するわよ?」
「えー、でも2回目は疲れてるだろうし、せっかくしてもらうんだから
全力で出来るときが良いわ」
「それもそうね、よし、それじゃぁお昼は精の付く物にしようかしら」
「・・・」
おふくろとおばさんが楽しく会話してるけど、つっこむ気力は無かった。
そんな俺ににこにこしながら近づいてくるアイツ。
「ねぇ、夜は私の番だよね?」
「・・・」
もはや逃げ道は何処にもなかった・・・
いったい夜にナニをするつもりなのでしょうか?
肩揉みあとの会話が誤解を招きまくりです(^^;
今回描かせていただいた絵は、突貫で描いたものなのですが、苗穂ママ(朱音さん)はブタベのお気に入りキャラなので、大体イメージどおりのものになりました。
#肩辺りが大きく開いているような絵になってますが、朱音さんはもともとそういうお洋服なのです(苦笑)
○
それにしても、肩たたき券・・・お約束ですね~。
○
先日の木曜日(6日)に、人と会いに熊谷まで行ったついでに、隣の隣町の寄居町まで足を伸ばして来ました。目的地までざっと45キロ・1時間半の道のりです。

今回の目的地『埼玉県立川の博物館』。群馬・埼玉の県境に近い、荒川のほとりにあります。
GW直後の日だったので、訪れる人はパラパラ。

ブタベが見たかった展示(許可を得て館内写真を撮らせていただきました)。
『ボタニカル・アート(植物画)』展です。学術と美術の中間くらいに位置するものなのですが(図鑑に使われる絵が多いです)、以前どこかで見た『牧野富太郎』という高知の植物学者さん(当時は本草学だったような)の草木中心の絵に比べると、今回は桜が中心なこともあって、とても華やかでした。

展望室からの写真。大水車がやたらとでかいです。画面真ん中を流れているのが埼玉二大河川のうちのひとつ荒川です。
この展望室にあがるときに、ブタベはすっころんで右膝を痛めました。その後、30度くらいしか膝が曲がらなかったんですが、よく車を運転して帰れたものです。
#ブタベはドラムをやってたからか、左足でも普通に運転できるからかも(よい子はまねしないでください)。

川博を出て、近くの荒川にかかる橋から下流方向。東京都埼玉の境を流れてる荒川とは推量も川幅もぜんぜん違いますね~。

同じ橋から上流方向です。こちらは群馬の山がよく見えます。
というわけで、寄居町の川博でした~。ドライブは嫌いじゃないけど、さすがに片道40キロ超えるとちょっと遠い(^^;
○
次に見に行く展示は・・・埼玉県川口市SKIPシティの『未来映像の冒険者たち』展かな?
あばちゃー…じゃない、『アバター』の3D映像のヒットで、『映像』も次の時限に入っていくみたいですが、『何』の表現が『どう』変わるのか、見てみたいところです。
川口だと、電車で行くか、車で行くか、微妙に迷う距離ですね。
リンク先紹介ページのテレビさん(『A Calling』)…なんか映画館でサーチライト当てられてるのを見たことがあるような気がするのは気のせいでしょうか(^^;
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん