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【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「おしゃれな彼女と」 by やまぐうさん】
Category : 絵
AugusticEternal3が無事終わって、原稿の用もなくなったので、ようやく一息…キーボードが全く反応しなくなりました(汗)
ここしばらく調子が悪かったのですが、ついに使い物にならなく。
ブタベのPC用キーボードはワイヤレスなんですが…何が原因だったのやら。
ようやく今日、お休みになったので、ノジマ電気に行って、ELECOMのワイヤレス・キーボードを調達。ややキーのピッチが高いのか、少し違和感がありますが、そのうち慣れるかなー。
それにしても、どんな単純なものでも、新しいツールを手に入れた時のワクワク感は不思議なものです。
○
以前書いた、修智館の生徒会執行部用制服ネタの時のボツ絵をやまぐうさんに見てもらったら、瑛理華の私服として考えていただき、文章もいただきました。
オーガストのメインヒロインはどの娘も、どの服を着せてもよく似合うのですが、そのバリエーションのしやすさはえりりんがダントツなのではないかと(個人的な意見)。やまぐうさんの瑛理華小文を読むと特にそう思うのですよ~。
さてさて、ブタベはどんな絵を(元)生徒会の制服と考えて、どんなことになったのでしょうか(わは
【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「おしゃれな彼女と」 by やまぐうさん】
日曜日、孝平はさっぱりとした私服姿で学院を出た。目指すは商店街の一角。そこで瑛里華と待ち合わせている。
普段のデートならもちろん寮を出るときからふたり揃っているが、今日は瑛里華が、たまには外で待ち合わせをして気分を高めましょう、と言ってきた。それで気分がどれだけ変わるのか孝平は疑問に思ったが、そこは男と女の違いもあるだろうと了解した。
「あ、孝平」
「……」
先に来ていた彼女が笑顔で迎えてくれる。孝平は目をぱちぱち。返す視線は華やかな笑顔でなく、全身に注がれている。
「おかしい?」
「逆だ。ばっちりすぎて、怖いくらい」
まじまじと見つめてしまう孝平に瑛里華は羞じらい、
「ここにずっといてもしょうがないでしょ」
つかつかと歩み寄って彼の手を取って歩きだす。
「今日の、そのばっちり決まってる服、雑誌とかに出てたのか?」
どこかファーストフードか喫茶店に入ろうかと歩いたが、風が気持ちよく、結局公園に入ってベンチに落ち着いた。歩いているときにはちらちら見るだけだった孝平は早速、瑛里華のファッションを話題にする。
自分から言うのは恥ずかしいと断っておきながら瑛里華は嬉しそうに語る。プレッピースタイルと呼ばれる洋服は、これとはっきり決まっているものでなく、うまくラフに着こなすコーディネートが命。ネットや雑誌の情報を参考にしたけど、この形にまとめたのは自分と自慢気に。
下はミニスカートかホットパンツと解説すれば、
「このホットパンツが、いいね」
「そう?」
彼の言葉を注文と解釈した金髪少女は、すっと立ち上がり、男の目に晒してから着席。
「ああ。瑛里華の魅力を引き出す服だ」
孝平はちょっとした太ももフェチであり、瑛里華にしたって脚には自信があるから、にっこり笑顔を交わす。
「でもパンツだけじゃなくて、全体的に、瑛里華が……」
今度は孝平が立ちあがり、ベンチにゆったり腰かける瑛里華を正面から眺める。まるでカメラマンのように指で四角を作って覗きこんだときには、瑛里華は失笑に近いほほえみを浮かべた。
「そっか。『ラフ』がポイントなんだ」
指をくずして、ぽんと手を打つ。
「そうよ。さっき言ったじゃない」
「いやいや、ラフな瑛里華が、とってもいいってことだ」
普段は生徒会長として、凛と、ピンと張り詰めている。それもまた魅力いっぱいなのだが、こうして休みの日のデートでふたりきりになって、だからこそラフになれるという彼女が可愛く、愛しく、胸がドキドキ高鳴る。
「……ほんと孝平って、口がうまいわよね。兄さんの悪影響かしら」
「そうやって人の言葉を疑う瑛里華こそ、伊織先輩の悪影響じゃないか」
ぷっと揃って吹き出し、孝平は瑛里華の隣に座る。
肩が触れんばかりの位置で、ほっと息をついてから彼はつぶやく。
「どうにも釣り合ってないんじゃないか、俺」
学院一の美少女の彼氏というだけでも位負けしているのに、ばっちりと服を決められては、彼なりに小綺麗に着てきたものの引け目を覚える。
「もう。そんなふうに言わないで」瑛里華は人差し指で彼の頬をつつき、指を滑らせて肩へ。
「全然おかしくない。孝平らしいし、隣にいて気持ちがいい」
指に代わって、ちょこんと首をのせた。
恋人の身の温かみ、言葉の温かみに孝平はほっとする。
「そう言ってくれて助かる。でも俺も、釣り合いとか意識しないまでも、もうちょっと工夫したくなった」
「それなら、服を見に行く?」
「ナイスだ。そんな着こなしができる瑛里華にこそ見立ててもらいたいし」
なんども首を縦に振ってから、
「でもそれは、あとでいいや」孝平はベンチから立ち上がり、
「今は瑛里華のその服を、瑛里華を見ていたいから」
そう言って、手を伸ばした。
「孝平ったら」
軽く引かれて立ち上がりながら、やっぱり孝平は口がうまい、と瑛里華は心のなかでつぶやいた。不快な気持ちはまったくない。口がうまくてもお世辞じゃない、本当にそう思っているから言ってくれる、とわかっているから。
ひらりと太ももを魅せつけてくれるえりりん万歳<マテ
ああ、もう、可愛いなぁ♪
えりりんの太ももについては周知のことなのですが、あまりそういうネタの絵は描いてこなかったので、たまには素足を見せるネタがあってもいいんじゃないかな、と(最近はやりの)プレッピースタイルで描いてみました。
プレッピー自体があまり定義のハッキリしない服装なのですが、なんとなく作中で瑛理華が言っていたことと解釈していただければ、と思います。
ダボッとしたセーターかカーディガン、というのは白や桐葉に着せても面白いと思うのですよ。
服の色については完全にブタベのオリジナル。
瑛理華だから【赤】のほうが良かったかなー、と思うのですが、画面が真っ赤になりそうで(^^;
白・桐葉だったらどういう色になったんでしょうね。
○
えんどーさんのAugust 10th Anniversary Projectに参加するとしたらこんな感じの日常服か、コスプレネタで描いたんだろうなー、と。
AE3で『許可』を頂いた某メイドさんは描けないですが(わは
そういえば、とらのあなとかで委託してくれるんだろうか…。去年と同じ状況になったら、さすがに冬コミ3日目にはいけないけども。
ここしばらく調子が悪かったのですが、ついに使い物にならなく。
ブタベのPC用キーボードはワイヤレスなんですが…何が原因だったのやら。
ようやく今日、お休みになったので、ノジマ電気に行って、ELECOMのワイヤレス・キーボードを調達。ややキーのピッチが高いのか、少し違和感がありますが、そのうち慣れるかなー。
それにしても、どんな単純なものでも、新しいツールを手に入れた時のワクワク感は不思議なものです。
○
以前書いた、修智館の生徒会執行部用制服ネタの時のボツ絵をやまぐうさんに見てもらったら、瑛理華の私服として考えていただき、文章もいただきました。
オーガストのメインヒロインはどの娘も、どの服を着せてもよく似合うのですが、そのバリエーションのしやすさはえりりんがダントツなのではないかと(個人的な意見)。やまぐうさんの瑛理華小文を読むと特にそう思うのですよ~。
さてさて、ブタベはどんな絵を(元)生徒会の制服と考えて、どんなことになったのでしょうか(わは
【『FORTUNE ARTERIAL』 Short Story 「おしゃれな彼女と」 by やまぐうさん】
日曜日、孝平はさっぱりとした私服姿で学院を出た。目指すは商店街の一角。そこで瑛里華と待ち合わせている。
普段のデートならもちろん寮を出るときからふたり揃っているが、今日は瑛里華が、たまには外で待ち合わせをして気分を高めましょう、と言ってきた。それで気分がどれだけ変わるのか孝平は疑問に思ったが、そこは男と女の違いもあるだろうと了解した。
「あ、孝平」
「……」
先に来ていた彼女が笑顔で迎えてくれる。孝平は目をぱちぱち。返す視線は華やかな笑顔でなく、全身に注がれている。

「おかしい?」
「逆だ。ばっちりすぎて、怖いくらい」
まじまじと見つめてしまう孝平に瑛里華は羞じらい、
「ここにずっといてもしょうがないでしょ」
つかつかと歩み寄って彼の手を取って歩きだす。
「今日の、そのばっちり決まってる服、雑誌とかに出てたのか?」
どこかファーストフードか喫茶店に入ろうかと歩いたが、風が気持ちよく、結局公園に入ってベンチに落ち着いた。歩いているときにはちらちら見るだけだった孝平は早速、瑛里華のファッションを話題にする。
自分から言うのは恥ずかしいと断っておきながら瑛里華は嬉しそうに語る。プレッピースタイルと呼ばれる洋服は、これとはっきり決まっているものでなく、うまくラフに着こなすコーディネートが命。ネットや雑誌の情報を参考にしたけど、この形にまとめたのは自分と自慢気に。
下はミニスカートかホットパンツと解説すれば、
「このホットパンツが、いいね」
「そう?」
彼の言葉を注文と解釈した金髪少女は、すっと立ち上がり、男の目に晒してから着席。
「ああ。瑛里華の魅力を引き出す服だ」
孝平はちょっとした太ももフェチであり、瑛里華にしたって脚には自信があるから、にっこり笑顔を交わす。
「でもパンツだけじゃなくて、全体的に、瑛里華が……」
今度は孝平が立ちあがり、ベンチにゆったり腰かける瑛里華を正面から眺める。まるでカメラマンのように指で四角を作って覗きこんだときには、瑛里華は失笑に近いほほえみを浮かべた。
「そっか。『ラフ』がポイントなんだ」
指をくずして、ぽんと手を打つ。
「そうよ。さっき言ったじゃない」
「いやいや、ラフな瑛里華が、とってもいいってことだ」
普段は生徒会長として、凛と、ピンと張り詰めている。それもまた魅力いっぱいなのだが、こうして休みの日のデートでふたりきりになって、だからこそラフになれるという彼女が可愛く、愛しく、胸がドキドキ高鳴る。
「……ほんと孝平って、口がうまいわよね。兄さんの悪影響かしら」
「そうやって人の言葉を疑う瑛里華こそ、伊織先輩の悪影響じゃないか」
ぷっと揃って吹き出し、孝平は瑛里華の隣に座る。
肩が触れんばかりの位置で、ほっと息をついてから彼はつぶやく。
「どうにも釣り合ってないんじゃないか、俺」
学院一の美少女の彼氏というだけでも位負けしているのに、ばっちりと服を決められては、彼なりに小綺麗に着てきたものの引け目を覚える。
「もう。そんなふうに言わないで」瑛里華は人差し指で彼の頬をつつき、指を滑らせて肩へ。
「全然おかしくない。孝平らしいし、隣にいて気持ちがいい」
指に代わって、ちょこんと首をのせた。
恋人の身の温かみ、言葉の温かみに孝平はほっとする。
「そう言ってくれて助かる。でも俺も、釣り合いとか意識しないまでも、もうちょっと工夫したくなった」
「それなら、服を見に行く?」
「ナイスだ。そんな着こなしができる瑛里華にこそ見立ててもらいたいし」
なんども首を縦に振ってから、
「でもそれは、あとでいいや」孝平はベンチから立ち上がり、
「今は瑛里華のその服を、瑛里華を見ていたいから」
そう言って、手を伸ばした。
「孝平ったら」
軽く引かれて立ち上がりながら、やっぱり孝平は口がうまい、と瑛里華は心のなかでつぶやいた。不快な気持ちはまったくない。口がうまくてもお世辞じゃない、本当にそう思っているから言ってくれる、とわかっているから。
ひらりと太ももを魅せつけてくれるえりりん万歳<マテ
ああ、もう、可愛いなぁ♪
えりりんの太ももについては周知のことなのですが、あまりそういうネタの絵は描いてこなかったので、たまには素足を見せるネタがあってもいいんじゃないかな、と(最近はやりの)プレッピースタイルで描いてみました。
プレッピー自体があまり定義のハッキリしない服装なのですが、なんとなく作中で瑛理華が言っていたことと解釈していただければ、と思います。
ダボッとしたセーターかカーディガン、というのは白や桐葉に着せても面白いと思うのですよ。
服の色については完全にブタベのオリジナル。
瑛理華だから【赤】のほうが良かったかなー、と思うのですが、画面が真っ赤になりそうで(^^;
白・桐葉だったらどういう色になったんでしょうね。
○
えんどーさんのAugust 10th Anniversary Projectに参加するとしたらこんな感じの日常服か、コスプレネタで描いたんだろうなー、と。
AE3で『許可』を頂いた某メイドさんは描けないですが(わは
そういえば、とらのあなとかで委託してくれるんだろうか…。去年と同じ状況になったら、さすがに冬コミ3日目にはいけないけども。
>冥界の性神官様
おかしい…本人の紹介では「品行方正な優等生神官」のはずなのに…邪念だらけだというのか(^^;ブタベストPERFECT GIRL…?No Titleこんばんは、いつも見ているゾ。
>担当声優沢澤砂羽さんの声は演技力高くて中毒性がありますねー。
冥界の性神官様ェ・・サツキヒスイ冬が始まる…よ?もうすぐ春ですねぇ、と春分直前に言う人ついに春になってしまいました…返信できてなくてすみませんです。
> なぜか不正な投稿扱いに…なんでだ
むむ、すみません。
イマイチFC2ブログのセキュリティの網はブタベスト冬が始まる…よ?ようやく寒くなってきましたコメントを書こうとしたらなぜか不正な投稿扱いに…なんでだ。
恐ろしく暖かいかと思えば急激に寒くなったりと変動が激しいですね。
こちらも文章や改造絵が遅々としてひでやん